« ■養鶏飼料汚染:ベルギー | メイン | ■インドネシア15人目の人の死者 »

2006年02月07日

■ドイツ政府は養鶏業者に三月から屋内飼育強制令を出す

 2005年10月に出された家禽戸外飼育禁止令は12月15日に中止されていたが、
 厳格な政令として新たに再実施される

ドイツは家禽飼育を屋内でするように3月から命令する
2006年2月3日午前9時45分ベルリン発2月3日(ロイター)電:

ドイツ政府は金曜日に、渡り鳥からの鳥インフルエンザ脅威からドイツの家禽を保護するため最低2ヶ月間屋内で飼育ように命じた。農業大臣ホルスト・シーホファは記者会見で、必要なら、より早期から強制できる、と、告げた。鳥インフルエンザについてドイツ当局にアドバイスしているフリードリヒ・レフラー研究所は、最大の感染スクは、人間がこのウイルス菌株に感染している中東とトルコから飛来する鳥から来る、と、述べた。

EU健康コミッショナー、マルコス・キプリアヌは金曜日にこう言った:欧州連合は、鳥インフルエンザの高リスクがないと考えられている地域に家禽を屋内で飼うようにする対策を拡張することを考慮している。ドイツは、渡り鳥が、モスクワ、トルコ、ルーマニアに近接して鳥インフルエンザをまん延させたのに対し、10月半ばに家禽を戸外で飼育する禁止令を課した。この禁止令は、病気が西方に実体的に移動しなかったので、12月15日に撤回された。シーホファはこう言った:最大のリスクは、輸入家禽と鳥肉から来る、または、ドイツ国境でのチェック体制が強化された。

H5N1鳥インフルエンザは最初、1997年に香港の人々にでたのが報告された。その時H5N1鳥インフルエンザは18人を感染させて、6人を殺した。それは2003年に再勃発して、最低で161人を感染させて、その約半分を殺した。ベトナムはこれまで最も高い発病数を持っている。このウイルスは元来は、鳥の病気であるけれども、エキスパート達は、このウイルスが人から人に容易に感染する能力を取得することを恐れている。新しいドイツの政令は、ドイツ連邦州からの大臣会議で合意される事になるだろう。

© Reuters 2006. All Rights Reserved.

Author:事務局 : 2006年02月07日 13:35