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2006年03月15日

■米国で第3の『狂牛病』BSEが確認された

米国農務省は第三番目の狂牛病発症がアラバマ州で起きた事を確認した

2003年の発病後にワシントン州の牛群は隔離されていた
アラバマ州の死んだ雌牛がBSE、「狂牛病」で陽性と出た事が判明した。これは米国での3番目の発病である。米国当局は、その結果を確認したが、この雌牛は人の食物供給チェーンには入っていないことを強調した。この感染した雌牛は、1年未満の間アラバマの牛群に入っていた、と、役人達はのべた。その雌牛の起源への調査が進行中である。最初の米国のBSE発病は2003年にワシントン州で発見された。第二番目は去年6月に発見された。この最新の感染ケースは先週規定通りのテストで発見された。

『安全な牛肉』

米国農務省の主任獣医、ジョン・クリフォードは、こう述べている:我々はアラバマ州の役員と協力して、この感染牛の起源になった群れに関するできる限り一層の情報を集めている」彼はさらにこう強調した:「予防手段の連動しているシステムが人と動物の健康を保護している。私達は米国牛肉の安全性に非常に確信を持っている。また、この牛は人の食物または動物飼料の供給チェーンには入らなかった」

2003年の最初の米国の発病はカナダから輸入された雌牛に起きて、アメリカの牛肉の数十億ドルに値する輸出が停止になり、米国の食物の安全について疑問が呈された。この病気が人間にでる型、異型クロイツフェルト-ヤコブ病は、感染された肉を食べることと結び付けられている。この病気は、ほとんど英国でだが、世界中で約150人の人々を殺している。英国は1990年代の勃発の中心地であった。

Author:事務局 : 2006年03月15日 10:08