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2006年03月16日

■鳥インフルエンザ・アップデイト:アゼルバイジャン

アゼルバイジャンで鳥インフルエンザによって3人が死んだ事がアゼル健康省によって報告された。高病原性H5N1インフルエンザ菌株がこの3人の犠牲者に確認された。
今月早く同国内のカスピ海近くのギルヤジ地域で鳥にH5N1ウイルスが始めて識別されて50万羽の鳥が抹殺処分された

モスクワ発:アゼルバイジャンで鳥インフルエンザのため3人が死んだ事が、世界健康組織(WHO)の機器を使ったテストによって明らかになったと、アゼル健康省が伝えた。これはロシアのItarTass通信社によって報じられた。高病原性H5N1インフルエンザ菌株が、この犠牲者に、WHOによってアゼルバイジャンに送られた機器を使って、確認されたと、健康省スポークスマンのサマヤ・マメドワが述べた。この3人の犠牲者はみんな南アゼルバイジャンのサルヤン地域の居住者であった。同じ地域のインフルエンザ徴候で入院した6人の他の患者にはこのウイルスの存在はテストでは確認されなかった。これはアゼルバイジャンでこの病気による最初の人の犠牲者である。同国ではカスピ海の近くのギルヤジ地域で今月早く鳥にH5N1ウイルスが始めて識別されて、50万羽の鳥がその後抹殺処分された。

この三人の死は、WHOによって公式に記録されたら、世界でこの疫病で死んだWHOの死者数は2003年以後、三桁で101人になる。アゼルバイジャンは、鳥インフルエンザで4人の死を報告した東トルコと国境を接している。それは、アルメニア、ジョージア、イラン、ロシアとも国境を接している。最悪の打撃を蒙った国はベトナムで、感染した鳥との接触で病気が蔓延して、42人が結果として死んだ。

インドネシアでは鳥インフルエンザで総計22人が死亡し、タイで14人、中国で10人、が死んだ。4人の犠牲者がトルコで出て、カンボジアでは4人、イラクでは2人が死亡した。これまで、人間は、感染した鳥との接触だけから、鳥インフルエンザに罹病している。しかし、エキスパート達はこのウイルスが人から人に感染する型に変異して、広域悪疫・パンデミックを勃発させる事を恐れている。この間、スイスは13日に野生の鳥に高病原性H5N1のさらなるケースを確認した。さらにポーランドは感染した野生のアヒルのテストを実施していると言った。

アジアでこの病気が始めて出現したのだが、ミャンマーは、鳥インフルエンザの高致死性菌株を報告した後、家禽の抹殺処分をはじめた。国際通貨基金はこのウイルスは厳しい短期の衝撃をグローバルな経済へ与えるだろうと予告した。アフガニスタンでの鳥インフルエンザの最初の発病が首都カブールと東部ナンガルハール州の家禽農園でも起きた。

Author:事務局 : 2006年03月16日 09:18