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我々の文明に原動力を与えている電気によって生み出される目に見えない「スモッグ」が子供に癌を、妊婦に流産、自殺心を引き起こして、一部の人々は現代生活へ拒絶反応をもたらしている、と、いう事を新しい科学的証拠が示している。この新しい証拠は、国家や国際的な団体や役所によって真剣に受け取られている。その証拠では、すべての家で毎日使用される無数の起源から出ていて、ほとんど誰もが汚染の新しい形にさらされていることを明示している。英国でこの「電子スモッグ」について二つの健康省リポートが来月各大臣に提示される事になっている。そして、健康保護局（HPA）が最近この脅威に関してアドバイスを一般大衆に出す為に専門家グループの最初の会合を開催した。国連の世界保健機関（WHO）が「電子スモッグ」を「最も一般的なそして最も速く成長している環境影響の1つ 」だと呼んで、この健康への影響を「深刻に受け取る」事を強調している。同機関は、「世界の誰も」がその危機に曝されていて、「その露出レベルはテクノロジが進歩するにつれ、増大し続けるだろう」と、付言している。

電気の配線は、何も「オン」になっていない時にさえ、電気フィールド、スモッグの1つのコンポーネント、を、作る。そして、すべての電気器具、トースターからテレビまで、さらに別の磁場を設ける。これらの磁場は距離が離れると急速に減少するけれども、ヘアドライヤーや電気髭剃器のような、頭に近く使用される器具は、高露出を与えることができる。ベッドに近接している電気毛布や時計付きラジオは、いっそう高い露出を引き起こす。なぜなら人々は寝ている間、多くの時間それらにさらされるからである。無線周波フィールド、は、また別のコンポーネントだが、電子レンジによって放出される。テレビとラジオトランスミッター、携帯電話の「マスト」と電話自体はまた頭に接近して使用されている。

WHOはこう述べている：この電子スモッグは、人体を動かす働きをしている微細な自然の電流を妨げることができる。人体の神経は、例えば心臓の電気活動をテストするために心電図を使用している場合、電気インパルスを送ってシグナルを中継する。健康保護活動家達は、長い間、電気パイロンにより送電される高圧線から出る磁場の露出に関して危惧を表明してきたけれども、この活動家達の危惧は、最近まで、当局によって無視されるか、または、嘲笑されていた。しかし、昨年、公式な全国放射能保護局によって研究が発表されて以下の結論を出した：送電線近く住んでいる子供達は白血病になる率がより大きくなる。そして政府の各大臣達は送電線近くに家が建てられるのを中止させるかどうかを考慮中である。この研究発表の発見は電子スモッグの危険の大規模な再検査を引き起こしている。

WHO機関の一つである「国際癌研究機関」は、癌の主導的国際組織であるが、電子スモッグを「ありうる人間の発癌物質」として位置づけている。そしてニューヨーク州立大学公衆衛生学部長のデイヴィッド・カーペンター教授、は、先週、「インディペンデント」紙に、電子スモッグは幼年児童の癌の30パーセントまでを起こしうる、と述べた。カリフォルニア州健康省によるリポートはこう結論を出している：電子スモッグは、また、成人の白血病、脳の癌、またおそらく乳癌、を、起こしうるものである、またすべての流産の10分の1に責任があるだろう。

ブリストル大学の人体への放射線影響研究者、デニス・ヘンショウ教授、はこう述べている：「厖大な、実質的な証拠が一連の逆な健康効果を示している」彼は、電子スモッグが憂鬱症の約9000のケースを引き起こしている、と見積もっている。中でも最も意外な事は、このスモッグが一部の人々を電気アレルギーにしているという証拠が増大している事である。これは、彼等が電気器具を使ったり、また携帯電話「マスト」の近くに行くと、嘔吐感、苦痛、目眩、憂鬱、不眠と集中力欠如を引き起こしている。一部の人達は大変悪い影響を受けるので、生活習慣を変更させなければならない。WHOとHPAは、どのようにこの状況が起こるのかは明確に分かっていないが、この状況が存在することは認めている。そして、WHOは100人中3人が電子スモッグに影響されている、と、推定している。

2006 Independent News and Media Limited