« ■モンゴルでFMD/足口病/口蹄疫の勃発が牛に確認される | メイン | ■英国の海外輸出血液製品に狂牛病潜在罹病者の献血が含まれている可能性がある »

2006年05月16日

■鳥インフルエンザ感染拡大の主要原因は家禽や鳥肉の不法交易によるという説

鳥インフルエンザ感染拡大の主要原因は家禽や鳥肉の不法交易によるという説が専門家の間で大きくなってきている

世界のエキスパート達は違法な動物の取引が渡り鳥より鳥インフルエンザ不安では大きい、と、述べている■2006年5月05日金曜日WASHINGTON(AP)

合法また不法な動物の貿易が鳥インフルエンザを蔓延させる事では、渡り鳥よりも、ずっと大きな犯人であると、世界のトップにある野生鳥のエキスパート達が述べている。鳥インフルエンザはアジアから起きてヨーロッパに伝染して、アフリカにわたっていった。けれども、まだそれは北米には達していない。「野生の鳥を監視する事は重要であるけれども、現実の脅威は家禽の貿易から来ている」、と、ジョン・フリッカー、全国オーデュボン協会会長、は、米国連邦議会のブリーフィングの後で、述べた。ピーター・ヨハン・スチェイ、ノルウェーのフリチョフ・ナンセン研究所ディレクター、また各地の自然保護組織の世界連合である「Birdlife International」の議長、はこう述べている:合衆国と他の各政府も貿易体制の保護を強化させるべきで、野鳥の移住ルートを警戒する事は減らすべきである。
スチェイとレオン・ベナム、「BirdLife International」の科学政策ディレクター、は、違法に輸入された鳥肉と他の動物の製品が最も直接的なリスクを提するという事に合意している。ベナム氏はこう言った:「それは、私達が、野生の鳥を監視するのをやめるべきだという事にはならない」米国上級政府官吏もまた、野生動物、ペット、動物部位の推計100億ドルに上る米国のグローバルな貿易を通じて到来する鳥インフルエンザについて心配していると、述べている。いくつかの政府機関から出向した連邦エージェントの数百人が、国境、海港、空港、その他の場所を取り締まっている。

グレアム・ウィン、英国鳥類保護協会会長、は、それは単に米国の問題だけではない、と、述べている。ウィンはこう述べている:「実際世界中のすべての政府が貿易と鳥肉に関しては監視を強調していない。鳥肉製品の動きには極めて厳しい警戒が必要なのです、なぜなら、それは感染拡大の最もありそうなルートだからです」野生鳥のエキスパート達は、問題のウイルスは交易通路に沿って広がっているようであると述べている。彼等は、2月にナイジェリアの農場で発見された鳥インフルエンザのアフリカでの最初の発症例を指摘している。

リム・キム・ケアン、シンガポールの「Nature Society」の鳥類グループのヘッドはこう述べている:「これらの勃発のほとんどは鳥の移住とは直接には関連していなかった」彼は、中国からベトナムへの日々約4500に上る鶏肉密輸を指摘した。H5N1ウイルスが、没収された密輸鶏肉の一部のサンプルから出てきた。ベナン氏はこう述べている:「このウイルスについてはあまりに多くの事がまだ分からないままである。という事は人々は多くは仮定に基づいて取り組んでいる。そして仮定は危険な事になりうるのです」

© The Canadian Press 2006


Author:事務局 : 2006年05月16日 15:11