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2006年05月16日

■英国の海外輸出血液製品に狂牛病潜在罹病者の献血が含まれている可能性がある

すでに外国で28人がBSEに感染した英国牛肉を食べて、vCJDを発病させている。輸血による感染ルートがさらに明らかになってきている。科学者達は、狂牛病に罹っているがまだ兆候を見せていない人々の献血により起こされる狂牛病犠牲者の「第二波」を恐れている。2003年12月に輸血感染による狂牛病人型患者が出た。それ以後さらに2人の発病が確認された。英国の国有公社「Bio Products Laboratory」によって海外輸出された血液製品は緊急に追跡調査されるべきであるSources: The Guardian Weekly 2006-5-7

英国の輸血製品は、vCJDのリスクの可能性を持っている

報告:The Guardian Weekly ジェームズ・ミクルとロブ・エバンス□
英国政府は以下の警告を海外に発する事を余儀なくされた: 1990年代に海外で14の国に売られた汚染された英国の血液製品の使用で、患者が狂牛病の人型を発病させるかもしれない危険がある。「情報公開法」の下でリリースされた文書は、ブラジルとトルコの患者が、これらの血液製品による危険に最もさらされている事を示している。しかし外国の患者がどれくらいこの不治の異型CJDを発病させるかは早期すぎて分からない。それはCJDが発病するには何年もかかるからである。トルコ当局は、危機に瀕しうる患者の追跡をしたと言った、他方ブラジル当局はコメントしていない。

すでに、外国で28人が、BSEに感染した英国からの牛肉を食べて、vCJDを発病させている。しかし、もう一つの感染ルートの危険が現在より明らかになってきている。科学者達は、狂牛病に罹っているが、兆候を見せていない人々から献血された血液により起こされる犠牲者の「第二の波」を心配している。

狂牛病にこのような形で感染させられるリスクは、2003年12月までは、単に理論的なものであると考えられていた。2003年12月に輸血によって感染していた英国の患者が出てきて、新しい安全措置が設置された。それ以後さらに2つの発病が確認された。したがって英国の健康当局は、国有公社「Bio Products Laboratory (BPL)」によって外国に送り出された血液製品を再検査しなければならなかった。

公開されたこの文書は以下の事を明示している:輸血製品の安全の再考に続き、英国健康保護局は、「血液の潜在的な感染性について」不安を持った。同局は、vCJDの潜在的なリスクが「非常に不確実である」のを信じているので、ブラジルとトルコの健康省に、「リスクがある」製品の「十分な量」が輸出されているので、vCJDを広げる可能性を減らすための警戒をとるようにアドバイスした。英国では、6千人に及ぶ人々がリスクにあると考えられている。関連の問題は血液製品が作られる方法から出ている。それは数千人の個別の献血を加工して作られているからだ。vCJDを発病させた9人の人々が行った23回の献血があったので、大きな不安が起きている。これはどんなに微細な量でも伝染性がある可能性を示している。

Author:事務局 : 2006年05月16日 15:19