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2006年05月24日

■清涼飲料水の発癌性物質の問題

米国食品医薬品局(Food and Drug Administration)が5の飲料製品に規制基準を超える発癌性ベンゼンレベルを検出した。

ビタミンCまたはアスコルビン酸と呼ばれるもの、および、防腐剤に「ナトリウム安息香酸塩」か「カリウム安息香酸塩」のいずれかが混入されている清涼飲料水ではベンゼンが形成されうる。

米国食品医薬品局は19日こう述べている:100以上の清涼飲料と他の飲み物を政府が分析した結果、連邦政府の飲料水基準を超える発癌性ベンゼンレベルを持つ5製品を発見した。これらの飲み物を作っている会社は警告を受けて、その製品成分の再構成をするか、またはそうする計画をたてている、と、米国食品医薬品局、は、述べている。政府の健康担当官吏は、安全に関する危惧はない、とのべているが、環境保護団体の少なくとも一つは、その見解に同意していない。

政府によってリストに挙げられた5つの飲み物は、「セーフウェー・シレクト・オレンジ」、「クラッシュ・パイナップル」、「AquaCalイチゴ味飲料」、「クリスタルライトサンライズクラシックオレンジ」、と「ジャイアント・ライト・クランベリー・ジュース・カクテル」である。ベンゼンのハイレベルが、個別な生産品荷に発見された、と、米国食品医薬品局、は述べた。

ビタミンCまたはアスコルビン酸と呼ばれるもの、さらに、二種の防腐剤「ナトリウム安息香酸塩」と「カリウム安息香酸塩」のうちのいずれかを含んでいる清涼飲料においては、ベンゼンが形成されうる。連邦政府の規則は、飲用水のベンゼンレベルを10億あたり5パーツに制限している。店舗で購買された飲料の食品医薬品局による分析は、「セーフウェー・シレクト・ダイエット・オレンジ」の一群に10億あたり79パーツにも上がっている高レベルを発見した。□

Author:事務局 : 2006年05月24日 10:51