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2006年06月28日
■英国での河川薬物汚染 2006.6.22
英国環境省は地方役所と二企業社に対して木材処理有害化学薬品、「トリブチルスズ・TBT」漏出による河川汚染で告訴し、被告三者は総額234,000ポンドの罰金刑を課せられる。
-地方役所と2企業が川の薬品汚染で罰金を課される-
役所と二つの会社が有毒物質を流出させた事を認めて数万ポンドの罰金を科された。殺虫薬剤を漏出させて2002年に英国エセックス州のコッグシャルとケルヴェドン間のブラックウォーター川で数万匹の魚が殺されていた。漏出する化学薬品の処理方法を規定したガイドラインが無視されていた事が、チェムスフォード刑事裁判所で明らかになった。「ブレーントリー地区役所」、「ウッドランド国際輸送社」、「コッグシャル・レントキルイニシャル」社は、234,000ポンドの罰金を課せられた。
英国環境省は、この役所と二社に対して、川を汚染させた事で告訴していた。この三者が、木材を処理するために使用される化学薬品、「トリブチルスズ・tributyltine・TBT」の漏出をさせていたというのが告訴ないようである。ブレーントリー地区役所は、21日に、チェムスフォード刑事裁判所で、この化学薬品を2002年7月13日から2002年8月31日の間に川に流出していた事を許容したことで有罪を認めて、これまでで最大の88,000ポンドの罰金処分を受けた。
他の2つの会社はこれ以前の審問会で同じ告訴に対して有罪を認めて、それぞれ、73,000ポンドの罰金刑を受けていた。この「トリブチルスズ」は、コッグシャルにある「アングリア貨物ターミナル」でこの化学薬品が入っているドラム缶を搬出中に漏出さして水路に侵入させていた。
Author:事務局 : 2006年06月28日 15:39