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2006年06月28日
■「EU食物安全局」の鶏卵に関するレポート 2006.6.15
英国への輸入卵にはサルモネラ菌レベルが高い事が判明して、輸入禁止が提議されている。EU国内では、鶏卵がサルモネラ菌の最も危険な菌株で汚染されているレベルは、チェコ共和の62%汚染レベル、ポーランドの55%、スペインの51%である事が明らかにされている。
-輸入卵にサルモネラ菌のリスクが出る-
英国の輸入卵の大多数はスペインから来ていると考えられている。いくつかのEU国〈スペインを含む〉は、サルモネラ菌感染の恐れがあるので、鶏卵を英国に輸出する事が禁止されるべきであると、「英国鶏卵産業協議会」は、述べている。これは、同協議会がヨーロッパ全体の商業用家禽ユニットでのサルモネラ菌汚染レベルについて出されたリポートに、反応して出した声明である。卵の細菌汚染の最も高いレベルを持つ事が明らかになったEU内の国は、チェコ共和国、ポーランド、およびスペインである。この鶏卵のリポートは、〈BBCのNewsnight〉番組に漏らされたものだが、「ヨーロッパ食物安全局」から出たものである。これは、その種類の中で最初の調査である。
-鶏卵の輸入-
このリポートは、英国の農場がサルモネラ菌の最も危険な菌株汚染がほんの8パーセントしかないという状況で、よくやっている事をしめしているが、一方他の国は汚染レベルがずっと高いことを示している。チェコ共和は、62%の汚染レベル、ポーランドは55%、スペインは51%を持っている事が明らかにされている。業界団体の「英国鶏卵産業協議会」によると、英国で食べられている卵の85%は、英国の農場で生み出されるけれども、残りはヨーロッパから輸入されている。これらの輸入の大部分はスペインから来ていると、予測されている。
この食物安全局のリポートは来週公表される予定であったけれども、そのリリースが水曜日に急に行われる事に変わった。それは、追求報道番組「Newsnight」の暴露で、問い合わせが殺到したからである。参照:BBC TWO:10.30pm6月14日水曜日Newsnightリポート。
Author:事務局 : 2006年06月28日 15:33