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2006年06月28日

■チベットの上空に大きなオゾンホールが出来ている

その陥穽の規模はインド全土の大きさの四分の三にもなる、と、中国の科学ジャーナル「科学リポート」最近号で発表された研究は述べている。エキスパート達はこのオゾン層破壊は地球温暖化による大気流の変化によって引き起こされていると告げている。

-チベットの上空でオゾンホールができている-
中国の研究によると、チンハイ、チベット高原上空のオゾン層に大きな穴が展開しているようである。消去されたオゾン層の広がりは、250万平方キロメートル以上に拡大しているよで、その広さはインドの大きさのほとんど四分の三になる、と、中国のジャーナル、「科学リポート」の最近号で発表された研究は述べている。この研究は以下の発見をしている:被害範囲のオゾン集中は2003年12月14から17日までで220ドブソンユニット/DU、記録的な低水準は190DUになっている。(100 DUは、1標準気圧、摂氏0度で、純粋なオゾン1ミリメートルの厚さがある層に相当する)オゾン層の厚さの正常な範囲は、300から500 DUである。

その研究はこう述べている:オゾンの減少は大気の流れの交換によっておきるもので、それは低い大気中の低オゾン気流が高い大気圏に入る時、全体のオゾン密度は減少させられる。エキスパート達は、チベット上空のオゾン層破壊は、地球温暖化による大気流の変化によって引き起こされている、と、言っている。全米科学アカデミー討議記録の4月11日号に発表されている別の研究は以下の事を示している:チベット上空の雷雨が、水蒸気と化学物質への主要な通路を提供して、オゾン層を乱す結果になっている。しかし、一部の科学者達はこうも述べている:この問題がまだ深刻なものではない。それはまだ規則的なオゾンホールといえる条件を備えていない。南極と北極の上空にある他の二つのオゾンホールとは違っている。オゾン層の消失はそれほど深刻ではない、と、カンプールにある「インド技術研究所」のR.P.シン、は、述べている。

Author:事務局 : 2006年06月28日 15:43