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2006年07月19日

■タイで鶏の多量死が起きて鳥インフルエンザ勃発隠蔽

タイ畜産開発省は16日に50州で莫大な数の家禽が死んだ事を認めた。
さらに多量の鶏の死が18日にも報告されている。鳥インフルエンザH5N1菌株は2005年11月以来タイでは検出されていないとされている。
同省動物健康国立研究所はこう述べている:それらの家禽の死は天候変動と環境変化によって起こされたものである。その自然変異が、一部の菌類とバクテリアの急成長を促し、それが破滅的な結果を家禽に及ぼした。その高致命性有機体が鶏の死骸に発見された。

「農業と協同組合省」は18日強く以下の否定をした。タイが過去数週間家禽の大量死をおって起きている鳥インフルエンザの新しい勃発を隠蔽している。
農業と協同組合省大臣のアシスタント、は、こう述べている:タイ政府はそのような勃発をおよそ隠すことはできない。タイの鳥インフルエンザ監視と検診の実行が、「動物健康世界機関」などの様々なエージェンシーによって密接に監視されているからだ。鳥インフルエンザ勃発を隠蔽する事は、タイ国に善よりも多くの害を最終的に引き起こす事になる。

同氏はさらにこう述べた:官吏達がいわゆる「エックス線」鳥インフルエンザ監視テスト[2006年6月開始]を全国的に実施していて、約53000の家禽組織サンプルが鳥インフルエンザテストでは陰性であった。最初の疫病勃発では約6100万羽の家禽が死んだ、または抹殺処分された。しかし、H5N1は2005年11月以来タイでは検出されていない。私達の進行中の活発な鳥インフルエンザ監視オペレイションが展開されているので、鳥インフルエンザの勃発があるという誤解を人々に起こしたのかもしれない。この疫病が、タイの病気にいまやなっているので、今日か明日にまた台頭するかもしれないというのは、本当である。しかし、もしそれが起きたら、私達がその勃発を隠蔽することは不可能である。

畜産開発省は16日に、50州の430の小管区で莫大な数の家禽が死んだ事を報告した。同省の実験テストは351の小管区で鳥インフルエンザがないことを証明した、だが他方23州の79の小管区が、まだそのテスト結果を待っている。その間、多量の鶏の死が18日報告されて、それにはPhichitでの約1000羽の死、ピッサヌローク州の300羽の死が含まれている。検査サンプルのテスト結果が来週リリースされる予定である。

同省の鳥インフルエンザ検査の中心機関、動物健康国立研究所ディレクター、Pornchai Chamnanpood、はこう述べている:それらの家禽の死は、天候変動と環境変化によって起こされた。その異変が、いくつかの菌類とバクテリアの急成長を促し、破壊的な結果を家畜に及ぼした。その致命性の有機体が鶏の死骸に発見された。

しかし、同省のハイレベル情報元は、約10パーセントのサンプルがH5N1の検査には不適であると伝えていた。鳥インフルエンザウイルスは把握困難で、場合によっては検出することが不可能である。

産開発省省長は、こう述べている:タイ国ですでにこの病気が存在したので、同省はウイルスの再出現の可能性は除外していない。同省は、厳密なコントロールを家禽の移動に課して、鳥インフルエンザ防止と監視計画の一部として鳥インフルエンザ危険地域の頻繁な消毒実行とともに、家禽農園管理のアップグレードを実施しているところであった。

Author:事務局 : 2006年07月19日 11:19