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2006年08月12日

■中国の疫病報告の信頼性が疑われている

中国健康省は、鳥インフルエンザによる最初の人の死は、以前の公式報告より2年早く起きていたという指摘を追認した。
中国で2003年11月に24歳の男がこのウイルスで死んでいた事が判明したので、世界最初の人間の犠牲者が出た国は、ベトナムではなく、中国だという事になる。中国での疫病監視体制とその報告の信頼性について批判が起きている。

-中国が鳥インフルエンザ発症記録を再考する-

中国の健康省は、中国での最初の人の鳥インフルエンザによる死は、以前の報告より2年早く、来ていたという発見を確認した、と、国家メディアが、述べた。新華社通信社はこう述べている:24歳の男が2003年11月にこのウイルスで死んでいた。これは、この勃発において、鳥インフルエンザの死者を報告する、世界で最初の国は中国だという事になる。以前には、2003年遅くのベトナムでの3人の死が世界で1番目であった。この中国の発表は、中国での病気の範囲、またその監視体制について、疑念を抱かせるものである。この疫病発症は、中国と他のアジアの国が、当時、重症急性呼吸症候群(SARS・サルス)について苦慮していたので、発見されていなかったのかもしれない。この男はサルスについてはテストされていて、陰性であった。これは、この最初の発症を取り上げた中国人の研究者が米国の医学ジャーナルに出した手紙によるものである。

-中国の監視と報告体制に批判の声が起きている-

この科学者達は、6月の「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」でこの手紙を発表して、この男性は2003年11月に病気になり、その後死んだと述べている。新華社電は火曜日にこう報じている:中国健康省は、世界健康機関と実行した実験所テストでこの発見事項を確認した。中国健康省は、この人が誰であったか、または何処に住んでいたかについては述べていない。中国は、以前に、その最初の鳥インフルエンザ死者が、2005年11月に死んだ養鶏の労働者であると言っていた。2003年に始まった勃発以来、H5N1ウイルスによって、主に東南アジアでだが、世界中では130人以上の人々が死死亡している。

科学者達は、このウイルスが、人から人に容易に感染する型に変異するのを、恐れている。それは潜在的に広域悪疫、パンデミック、を引き起こす事になるからである。中国は国際的なコミュニティにより広く批判されている事がある。中国は、以前にも、2002年末期、および2003年初期にサルス疫病勃発の隠蔽工作をした事があった。サルスは、その出現後に世界中で約800人の人々を殺した。エキスパート達は、中国が勃発の範囲を正直に報告をするのを怠った為、SARSが拡大したのに寄与した事を示唆している。

Author:事務局 : 2006年08月12日 16:10