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2006年08月18日

■東シナ海の死滅が進んでいる

中国の環境省官吏が、東シナ海の81パーセントが、汚染度カテゴリー4、5段階スケールで2番目に最悪な段階になっていると述べた、と「上海日刊紙」が伝えている。
この記事は、中国東部海岸州にある淅江省の環境担当官吏による調査の数字を引用して、2000年以来カテゴリー4汚染度で53%の上昇を示していて、石油化学廃棄物質と重金属類がその主要な汚染物質であると報告している。

-海洋汚染と乱獲が東シナ海を死滅させようとしている-
2006年8月17日・BEIJING(ロイター電)

中国の環境省官吏が、東シナ海が汚染と乱獲で死にかけていると述べたと、中国の新聞が17日に報告した。東シナ海は、中国、韓国、日本により取り囲まれた海域で主要な漁業グラウンドだが、その81パーセントが、汚染でカテゴリー4、5段階スケールで2番目に最悪な段階、になると、「上海日刊紙」が述べた。この記事は、中国東部海岸州にある淅江省の環境担当官吏による調査を引用している。その調査の数字は、2000年以来カテゴリー4の汚染において53%の上昇を示していて、石油化学廃棄 物質と重金属類がその主要な汚染物質であると、記事は報告している。

東シナ海での魚類資源が中国の総漁獲量の10分の1を占めている、だが、地域の漁獲量は、2001年の130万トンから2005年の98万トンに減少している、と、同紙は伝えている。水産業に雇用されている人々は、25万人の最高時から21万人に減少していると、同紙は書いている。Yu Zhouzhuang、漁業をやめたシーフードレストランオーナー、は、同紙にこう述べている:「漁獲量がだんだん減少していて、網上げでかかってくる魚にはまだ育っていない魚がだんだん増えてきている。私は、この魚不足がたくさんの漁師を廃業状態にすることに間もなくなるだろうと悟りました」

Author:事務局 : 2006年08月18日 11:26