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2006年09月22日

■中国の悪化する水質汚染問題

中国の工場排出による河川汚染は悪化していて、汚染物質の海洋への流出を起こしている。ロシアと中国からの海洋汚染は日本海沿岸にも影響が及んでいる。

中国市民の監視団体《The Institute of Public and Environmental Affairs》「公共環境業務研究所」はこう述べている:中国はもし酷く汚染された水を清浄にするには、汚染をする産業と地方公務員との癒着を破る必要がある。中国政府は環境保護の実行にもっと費用をかけ、国民への説明責任を改善する必要がある。中国議会の先月のリポートは、地方公務員が産業界を不利にするのを恐れて規制を実施することができていない、と、告発している。そのレポートは、二酸化硫黄(酸性雨を起こす化学薬品)の放出が、中国政府が汚染を減少させる事を約束している時なのに増大していると指摘している。

2006年9月20日-AP通信

北京発:中国はもし酷く汚染された水を清浄にするには、汚染をする産業と地方公務員達とのつながりを壊す必要がある、と、新しい環境保護グループの創始者が19日に述べた。中国政府はまた環境保護の実行にもっと費用をかけ、国民への説明責任を改善する必要がある、と、「公共と環境業務研究所」ディレクター、は述べている。中国議会の先月のリポートは、地方公務員が産業界を害するのを恐れて、規制を実施することをしていない、と、告発している。そのレポートは、二酸化硫黄(酸性雨を起こす化学薬品)の放出が、中国政府が汚染を減少させる事を約束している時期に、増大していると述べている。

「公共と環境業務研究所」ディレクターのマー氏は外国の報道機関にこう述べている:「もし我々が汚染をする産業界に環境基準を実施させることさえできなければ、当局に密接に関連している下水処理施設にどう環境保護基準を守らせればよいのか。利害関係のリンクを壊さなければならない。なぜなら利益を受けている者達が政府組織の構造に含められているからだ。彼等が決定をするからだ。だが被害を受ける者達、共同体、国民はこの決定には何も関与できない。マー氏のグループは、今週「中国水質汚染マップ」と呼ばれるウェブサイトをスタートさせた。このサイト〈http://www.ipe.org.cn/water〉は、汚染産業のリストだけでなく、水質と化学物質放出に関する中国の30の州と地域からの詳細を掲載している。

このサイトは非政府グループとしては通常を破ったステップである。今は共産党政権が政府の公式活動を大衆が監視しようとするのを抑制している時だからだ。慢性的汚染と一連の労働災害事故が中国の河川、湖、運河のほとんどを汚染させているからだ。一部の地域は水不足の危機から被害を被っている。先月、中国は1兆元(1250億米ドル)を投資して、高まる都市水質汚染と闘うため、2010年までに水処理とリサイクルを改善する、と、述べた。

「公共と環境業務研究所」ディレクターのマー氏はこう述べている:彼のウエッブサイトの研究は、100以上の都市が、水質汚染データを提供することができていない事を示している。政府当局は2008年の北京オリンピックの前に上り坂の厳しい戦いに直面している。首都北京が非常に急速な方法で拡大しているので、新しい建物、新しい地域はその排出物を放出している。だがそれらの新しく開発された場所の施設は準備ができていない。「努力はなされている。進歩はなされている、しかし、その挑戦は大きい」

Author:事務局 : 2006年09月22日 18:01