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2006年10月12日

■インドネシアでバリ島のブタに鳥インフルエンが発見された

豚は人を感染させるウイルスに影響され易いので大きな問題になる。
鳥インフルエンザウイルスからの遺伝形質が人インフルエンザウイルスと混ざる「混合容器」になってしまい、人が免疫を持たない新しい高致死性菌株を潜在的に生み出せる。

インドネシア政府は人の死亡者数が増大しているが、家禽の大量抹殺処分に抵抗している。インドネシアでは裏庭で少数の鶏やアヒルを飼うのが通常になっている。インドネシアでは2003年の疫病勃発以来、数百万羽の鶏と家禽が、病死するか、処分されている。世界全体では2003年以来鳥インフルエンザで148人が死んでいる。

JAKARTA10月9日ロイター□2006年10月9日農業省上級幹部は月曜日にこう述べた: H5N1鳥インフルエンザウイルスがバリ島のリゾート地域のブタを感染させた。「バリ島で鳥インフルエンザに感染した2匹のブタがいた。これらは古い発病で去年の7月に起こったものである」と、「Musni Suatmodjo」、動物健康農業省ディレクターは、述べた。ウダヤナ大学獣医学部からのチームは鳥インフルエンザがバリ島の「Gianyar」と「Tabanan」地域の2匹のブタを感染させていた事を発見した、と、「コーラン・テンポ」新聞が週末に報告した。

-これらのブタが死んだかどうかは明確ではなかった-

豚は人を感染させるウイルスの多くに影響され易いので、心配が多いものである。ブタは、鳥インフルエンザウイルスからの遺伝形質が人インフルエンザウイルスと混ざることができる「混合容器」として働く事ができ、人が免疫を持たない新しい高致死性の菌株を潜在的に生み出せる。「I Gusti Putu Suwandi」、タバナン農業事務局主任ロイターに電話でこう述べた:「7月以来この地域では鳥インフルエンザの新しい発症は起きていない。ブタの発病ケースについては、私達は、大学からは正式なリポートを受け取っていない」

農業省の「Suatmodjo」は、同国では、鳥インフルエンザが、「北Sulawesi」州の最新の発病を含み、33州の内30州に検出された、と、言った。彼はこう言った:それは昨年の29州から増加しているけれども、家禽死のパーセンテージは、よい予防接種と他のコントロール措置のおかげで、より低くなっている。「Suatmodjo」氏は、「商業用農場が適切な予防接種とバイオセキュリティ実施したので、鳥インフルエンザによる家禽死数は相対的に小さかった。しかし主要な問題は裏庭式農場に残っている」と述べた。裏庭式農場というのは、1握りの鶏を家で飼っている多くのインドネシア人を指している。インドネシアはこの疫病との戦いにおいて最前線の国の1つになった。これまでに、鳥インフルエンザで、52人の死者が出ていて、どの国よりも高い死亡者数になる。その死者の大多数は今年の始まりいらい起きている。

-世界全体で2003年以来鳥インフルエンザによって148人が死んでいる-

人の死亡者数は増大しているけれども、インドネシア政府は家禽の大量抹殺処分に抵抗している。同政府は裏庭で少数の鶏やアヒルを飼うのが通常になっている、莫大な、人口の多い国でのその処分費用と非現実性を挙げている。感染で選択された農場とその至近環境で抹殺処分をする方法が好まれている。インドネシアでは2003年末以来群島に疫病が勃発して以来、感染拡大を防止するため、数百万匹の鶏と家禽がこの疫病で、死亡するか、処分で殺されている。

Author:事務局 : 2006年10月12日 10:00