« ■もう1つの狂牛病ケースがチェコ共和国 で確認される | メイン | ■世界中で感染勃発を増大させているノロウイルス »

2006年12月14日

■ニューヨーク市が「トランス脂肪」を健康政策で禁止する

食品中の有害な人口加工脂肪分「トランスファット」の禁止トランス脂肪は摂取されうる最悪タイプの脂肪である。これらの脂は他のどんなタイプの飽和脂肪よりさらにずっと動脈を詰ませる可能性が高い」と、オハイオ州立大学医療センタースポーツ心臓学科部長のクリスティーンローレス博士が言う。

2003年以来FDAは食料品店の食物がトランス脂肪含有を記載するラベルを付ける事を要求している。消費者はレストランで夕食をする時どれぐらい脂肪を摂取しているかは分からない。ファーストフードの一つの食事は最高10グラムのトランス脂肪を含むことができる。現在の推薦制限量は食事が0.5グラム以上のトランス脂肪を含むべきではないとしている。

2006年12月5日

ニューヨーク市のレストランメニューから「トランス脂肪」を段階的に除去する健康施策が満場一致の決定でニューヨーク市委員会から出された。専門家達は、心臓病から多くの人々を救うことになり、この動きが重要なステップであると述べている。
レストラン経営者や他の人たちは、しかしながら、この決定がニューヨークの外食産業に対する衝撃的な影響を与えることになり、またそれはレストランの食物をそれほど健康的に良くしないかもしれない、と、述べている。

この政策は、9月26日に最初に提案されたものだが、来年7月1日に効力を発するだろう。この期日までに、レストランは、人工の「トランス脂肪」を含むほとんどの揚げ物用オイルを使うことを禁止されるだろう。そして2008年7月1日までに、レストランはそのすべての食物から人工のトランス脂肪を排除しなければならくなるだろう。

専門家達は、トランス脂肪は、「悪い」LDLコレステロールを上げて、「良い」HDLコレステロールを下げるから、害を起こすと信じている。この組み合わせはこれまで心臓病の要因になることが判明していて、これは飽和脂肪よりもっと心臓にわるいと思われている。「これは市や州の保健省によってとられた最も重要な行動の1つである」、とマイケル・ヤコブソン (Michael Jacobson) 、ワシントンD.C.の公共利益 (Public Interest)サイエンス・センター (Center for Science)部長は言って、この法案が他の市と州によって採択されるべきであると、付け加えた。

ロリ・モスカ (Lori Mosca) 、コロンビア大学 (ColumbiaUniversity)薬学準教授がこう述べている:「トランス脂肪禁止令は次の10年間にわたって何千という生命を救うだろう。これはこの10年で最も重要な健康法律の1つである。それは心臓病リスクを増やすことで知られている不必要な物質への人々の露出を減らす事で、何百万という人々に影響を与える可能性を持っている」

ウォルター ウイレット博士 (Dr. WalterWillett) 、ハーバード大学公衆衛生学部(Harvard School of Public Health)教授、会長、はこう述べている:「ニューヨーク市は住民や訪問者の健康を守る主要な前進をした。望むらくは、米国の残りが後に続いてくれる事である」

キース - トーマス・アヨブ (Keith - Thomas Ayoob) 、アルバート・アインシュタイン医学大学(Albert Einstein College of Medicine)小児科準教授はこう述べている:「これは良い考えである。トランス脂肪は必要ではない、そして適当な代りのものがある」
「よく知られていて、大いに引用される疫病学的研究が、トランス脂肪は摂取されうる最悪のタイプの脂肪であることを確認している。これらの脂は他のどんなタイプの飽和脂肪よりさらにずっと閉鎖性?動脈を詰ませる可能性?が高いのである」とクリスティーンローレス博士 (Dr.Christine Lawless) 、オハイオ州立大学医療センター(Ohio State University Medical Center)予防スポーツ心臓学科部長が言う。

メイヤー・スタンプファ (MeirStampfer)、ハーバード健康学校(Harvard School of Health)疫学科教授、部長はこう述べている:「この禁止令の一部の反対者はこれを「キッチンの大監視である」と呼んでいる。私は彼等に尋ねたい。あなた達は規則で従業員が手洗を要求するのに反対するのですか? あなた達は規則で食品の殺虫剤残余制限に反対しますか」

スタンプファはこう付言した:「消費者はおそらくトランス脂肪がなくなっても気付きさえしないだろう。この禁止令は食品の項目を禁止しているのではない。そしてこの実施は事実上消費者には見えないでしょう。それは食料供給の工業生産された人工成分を禁止するもので、製造業者がずっと前に果たすべきであった責任なのである」

トランス脂肪反対の革命が、もしそれに火がつくとすれば、ニューヨーク市にその根源があると言ってよいだろう。約1千9百万のこの大都市では、心臓病がNo.1の殺し屋なのである。1999年の研究は、ニューヨーク市は米国の心臓麻痺の首都で、他のいかなる都市よりも心臓病で多くの死亡者を出している。

2003年以来FDAは食料雑貨店の棚の食物がトランス脂肪内容を記載するラベルを付ける事を要求している。しかし、レストランの食物にはラベルがついていないから、消費者はレストランで夕食をする時どれぐらい脂肪を摂取しているかは分からない。ローレスはこう言う:「ファーストフードの一つの食事が最高10グラムのトランス脂肪を含むことができる。現在の推薦量は食事が0.5グラム以上のトランス脂肪を含んではいけないということである。 これは明らかに改良の余地がある」

セントルイスのワシントン大学 (Washington University) アメリカ栄養協会(American Dietetic Association)会長、大学栄養部長、コニー・ディークマン(Connie Diekman) はこう述べている:「これは肥満したアメリカ人が消化する脂肪のタイプを変える過程の途上である、しかし全体の脂肪摂取量は健全な食事の公式でまだ重要な変数である。これはレストランがトランス脂肪に取って代わるために選択する脂肪のタイプでも同じ事である。望むらくは、レストランがトランス脂肪の代わりに、飽和脂肪ではなく、健康に良いオイルを選択してくれることである」

Sent: Thursday, December 14, 2006 3:30 PM

Author:事務局 : 2006年12月14日 15:30