« ■中国とインドは水がなくなってきていることを警告されている | メイン | ■インドネシアで6歳の少女の死亡が確認される »

2007年01月25日

■FAOの警告:多数の世界規模鳥インフルエンザ勃発が報告されていない

バンコク(BANGKOK):1月23日

多くの国がH5N1鳥インフルエンザウイルスと戦って良い仕事をしている。だがそれでもなお多くの感染勃発が報告されていない、と国連食糧農業機構(FAO)の官吏が23日に言った。

農民を直接の監視と報告さらに補償で巻き込む事を含む、疫病勃発に関する絶対の透明性が、鳥インフルエンザに対するグローバルな戦いを成功させるための鍵である、と、前述のFAO官吏は述べている。
「これまでのところ、多くの国はウイルスを進歩的にコントロールしようとしてきた、そして世界的な状態はとても改良されてきた」と、先任FAO伝染病官吏のフアン・ルブロス(Juan Lubroth) 、が記者会見で言った。

「不幸にも、世界的なスケールにおいて、多くの発生が不十分にしか報告されていないか、あるいは報告されないままで残っている。全国的な、あるいは国際的な組織は、噂や確かめられていない発生についての噂や報告を実証する立場にない事が多々ある」と ルブロス氏が言った。

2007年初週の発生数は、去年の疫病の波より際立って低かった、と FAO 当局者が言った。それは、インドネシア、中国、エジプト、日本と韓国を含めた8つの国で、このウイルスの新しい勃発があったにも拘わらず、言える事である。

「このウイルスは、エジプトとナイジェリアに加えて、いくつかのアジアの国で居残り続けている。他の国々もまだ影響を受けていて、これから報告することになっているのかもしれない」と、アジア太平洋地域FAO副代表者のコヌマ・ヒロユキが言った。

テト旧正月祝祭の恐れ

鳥インフルエンザは本質的に動物の疾病である、しかし2003年後期から。267人の世界の人々を感染させたことが知られている。これらの内、161人が死亡して、グローバルな人間の広域疫病になる恐れを煽っている。2003年以来、感染勃発がおよそ50の国と領土で確認されてきた。

FAOはこう述べている:秘密主義の軍事政権に支配されているミャンマー、ラオス、カンボジアでは新しい感染発生の報告はなされていない。これらの国はすべてタイに隣接している。タイでは1月早くに、6カ月ぶりで最初の勃発が起きている。

野鳥の移動によるアジアからヨーロッパとアフリカに至るこのウイルスの広がりは、2005年に起きたのと同じレベルでは、この秋と冬シーズンの間には、まだ起きていない、と、当局官吏達が言った。
しかし家禽の交易と生きている鳥の輸送は、まだこのウイルスの拡大を起こす事ができる。それで、強い警戒体勢が必要である。

「最近の感染発生は季節のパターンに従っていて、大きな驚きを起こしてはいない。けれども、最近の勃発が示すように、我々は油断なく警戒すべきである。諸国自身が監視、検出、速い対応処置をする体制を取る事が、決定的な事である。どんな疑わしい鳥インフルエンザ勃発でも即刻の報告があれば、農民と獣医によって可能な速い阻止措置がとれる」と、ルブロス氏が述べた。

担当官吏達はこう心配を述べている:旧正月フェスティバルでは家禽が伝統的な饗宴の一部になる。二月中旬にあたる陰暦正月祭日に先立ってベトナムで鳥インフルエンザが拡大するのではないかという心配がある。ベトナムは2005年11月以来人間のH5N1患者をこれまでにだしていない。しかし2003年遅くに最初に東南アジアを襲ったこのウイルスは先月メコンデルタに戻ってきている。そして多くの州に広まっている。

越境動物疫病地域FAO緊急センターマネージャー、ローレンス・グリーソン(Laurence Gleeson)はこう述べている:「そうです。我々は来たる旧正月祭日での状況について心配している。問題は、準備された疫病コントロール処置がどの程度までこのウイルスの拡大を阻止することができるかである」


Sent: Thursday, January 25, 2007 10:11 AM

Author:事務局 : 2007年01月25日 10:11