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2007年01月19日

■中国は2015年までに鳥インフルエンザを根絶する計画を発表する

中国は動物疾病からの経済損失が去年は51.3億ドルになり、2004年の鳥インフルエンザエピデミックで農民は80億元の損害を蒙った。
中国の会社の販売損失は200億元に上り、何百万という仕事が取り去られている。中国は「全国動物疫病防止システム」を立ち上げて、監視体制を拡張し、もっと多くの獣医を訓練する予定である。

これは、「全国開発と改革委員会」と農業省を含めて5つの政府の省によって公表された計画の一部として実施される。中国は2015年までに鳥インフルエンザのような動物を媒介とする伝染病を根絶させる為に次の2年で10億ドル以上を使う、と「中国日報」が述べている。


2007年1月17日

中国は2015年までに鳥インフルエンザを根絶する意図である

北京ロイター(Reuters):中国は2015年までに鳥インフルエンザのような動物を媒介とする伝染病を根絶させるため次の2年にわたって10億ドル以上を使う、と中国国営メディアが17日に述べた。

中国は鳥インフルエンザで2003年以来総計22の人間が発症し、その14人が死亡した、と、報告している。中国には世界最大数の家禽がいて、何百万という裏庭飼育の鳥が自由に歩き回っているという状態で、中国はこのウイルスに対する戦いのセンターであると見られている。

「中国当局は2015年までに鳥インフルエンザのような深刻な動物の疾病と口蹄疫を抑圧するか、あるいは絶滅させることを望んでいる」、と「中国日報」が述べている。

中国は2015年までに鳥インフルエンザのような動物を媒介とする伝染病を根絶させる為に次の2年にわたって10億ドル以上を使うと国営メディアが17日に報じた。

鳥インフルエンザについての不安が最近アジア全体に新たに広まっている。インドネシアでは病院が今週人間の発病と推測されるものに対処するのに苦闘し、そしてこのウイルスがベトナムでは家禽に拡大していて、そしてタイでは感染勃発が再浮上している。

中国は「全国動物疫病防止システム」を立ち上げて、監視体制を拡張して、もっと多くの獣医を訓練する予定である。これは、全国開発と改革委員会と農業省を含めて5つの政府の省によって公表された計画の一部として実施される、と「中国日報」(ChinaDaily)が述べている。

この計画の見解として「中国日報」が以下を引用している。「中国の家禽と家畜繁殖産業の速い拡大、さらに動物産物の増大する貿易、の結果として、いくつかの深刻な動物の疫病が大規模な流行を見せ始めた。中国の貧弱な、そして不適当な防疫システムが、家畜繁殖産業の開発を妨げるボトルネックになっている」

この計画がさらにこう述べている:動物の疾病からの死亡が直接の経済損失を生み、去年ほとんど400億元(51.3億ドル)にもなっている。また2004年の鳥インフルエンザエピデミックがすでに農民に80億元の損失を生み、会社の販売損失は200億元に上り、そして何百万という仕事が取り去られている。

中国は、1億人以上の人々が家畜繁殖産業で働いていて、肉製品の主導的な生産国であるけれども、家畜のたった1パーセント、水産物の5パーセント以下が輸出されている、と、同新聞は述べている。

世界銀行(World Bank)6月にこう述べていた:鳥インフルエンザに対する戦いで世界各国と組織によって約束された19億ドルの内たった2億8600万ドルがしか使われていない。

10年前に中国の統治に戻った香港は今月17日に同市で死んでいるのが発見された猛禽がH5N1ウィルスに感染していた事を確認した、これはこのようなケースの二番目になる。

鳥インフルエンザと異なり、口蹄疫は人に影響を与えない、そしてその発生は比較的コントロールすることが容易である、しかしこの伝染病は、肉とミルク生産を減少させることによって、畜産業に対する重大な影響を与えることになる。

Sent: Friday, January 19, 2007 7:52 AM

Author:事務局 : 2007年01月19日 07:52