« ■ベトナムで鳥インフルエンザが再拡大し警戒が高まっている | メイン | ■新しい鳥インフルエンザ鼻スプレー薬が合衆国の認可を勝ち取る »

2007年01月08日

■タイ警察が非合法鳥インフルエンザワクチンを差し押さえる

このワクチンは中国で製造され、香港を経由してバンコクに入る事になっていたもので、家禽へ使用する目的であった。
だがそのワクチンの広範囲にわたる使用が高致死性H5N1型ウィルスを突然変異させることになることを恐れて、2005年にタイでは禁止された。

バンコク発:タイ警察が7日に、2千万バーツ以上(558,000ドル)の価値を持った1,800瓶の密輸鳥インフルエンザワクチン、を差し押さえていたと述べた。これはタイで最大だと信じられている手入れである。

コ・サムイの水上警察は、土曜日に、その島のバス停留所で3人のタイ人男性を逮捕したと言った。彼らは鳥インフルエンザワクチンの250ミリリットル(8.5オンス)ビンをタイ王国に密輸入しようとしていた。

このワクチンは、中国で作られ、そして香港を経由してバンコクに入る事になっていたもので、家禽へ使用する目的であった。だがそのワクチンの広範囲にわたる使用が高致死性H5N1型ウィルスを突然変異させることになることを恐れて、2005年にタイでは禁止された。

「これは サムイでは最初の逮捕である、そしてそれは同じくタイで最大の逮捕になる可能性が高い」と警察中佐の 《KosolKaenkaew》 が AFP通信に言った。

彼は、この密輸入者達がすでにタイ国に非合法の薬を持来んできた事で税関法に違反した罪で告発されていた、と言った。この男性たちの1人だけがすでに自白していた。この罰則は密輸された商品価値の4倍の罰金と最大限で10年の禁固刑になるだろう。

タイは鳥インフルエンザウイルスH5N1型菌株によって最も過酷な打撃を受けた国のなかに入る。2004年のタイに於ける最近の発生以来、人間の発症は25人が記録されていて、その内17人が死亡している。最新の死者は2006年9月末に確認されている。

鳥インフルエンザはタイの養鶏業に甚大な被害を与えた。タイはかって世界最大の養鶏国であったが、2004年の勃発後に、世界はタイの生鶏肉に対して禁止令を突きつけた。

タイは世界で家禽の4番目に大きい輸出業者であったが、現在は、料理された鶏肉を輸出しているだけである。

Sent: Monday, January 08, 2007 9:49 PM

Author:事務局 : 2007年01月08日 21:49