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2007年02月12日

■英国の鳥インフルエンザ

ロンドン-英国の七面鳥農場を感染させた鳥インフルエンザ悪性H5N1型ウィルスはおそらく渡り鳥からではなく、ハンガリーからきたものであると、9日に政府高官が言った。

環境省官吏、フレッド・ランデッグ(Fred Landeg)はGMTVにこう述べている:バーナード・マシューズ(BernardMatthews)が所有するサフォーク(東部イギリス)の農場は、彼がハンガリーで所有するビジネスから輸入された産物によって感染された可能性がある。

彼はこう述べている:我々は8日に証拠も得て、獣医実験機関 (Veterinary Laboratories Agency)からのアドバイスもあった、それは、彼らがこれまで実施した作業では、このウイルスはほとんどハンガリーのウイルスと同一であるようで、またそうであっても無理がないようである。

「それは、そのウイルスが渡り鳥によってではなく、ハンガリーから英国に直接来たことを意味する」と、ランデッグ、環境省主任獣医官吏、が付け加えた。

ランデッグは当初はこの感染発生が渡り鳥によって起こされたかもしれないことを示唆していた。この鳥インフルエンザ菌株は先月ハンガリーのガチョウの間で検出されていた。それは、2006年半ば以来欧州連合(European Union)内での最初の鳥インフルエンザ勃発であった。

-調査中のケース-
この間「タイムズ」紙と「デイリー・メイル」紙(Daily Mail)は、マシューズ社が、ハンガリーで鳥インフルエンザ勃発で課せられた鳥インフルエンザ排他地域から、ロンドン東部のサフォークのこの会社の農場に、七面鳥肉を輸送していたと、報道した。

「我々は多くの深刻な法律違反の可能性を調査している」、と氏名を明かさない公職にある情報提供者が「デイリー・メイル」紙に言った。

英国の農業省の報道官がこう言った:「我々がサフォークとハンガリーから移動している輸送トラックの間のリンクを調べているが、調査はまだ進行中である」この農業省の報道官は、38トンの家禽が毎週ハンガリーと英国のこの2つの地点間で輸送されていたと、前に述べていた。

当局は、アジア型H5N1鳥インフルエンザの最初の大量勃発と戦うために5日までで16万羽の七面鳥を抹殺処分した。この勃発はヨーロッパ最大の家禽生産業者のマシューズ社が所有するサフォークの農場で起こったものである。

Author:事務局 : 2007年02月12日 10:16