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2007年03月09日

■ラオス:人間への鳥インフルエンザ初発症

15歳女子の鳥インフルエンザ感染確認が進行中である。

国家保健調査チームが、20村で7800人以上の住民を面接調査した。同地区は鳥インフルエンザの発生が2007年2月16日に検出された後、赤ゾーンと黄色ゾーンとに認定された地域である。彼女の家族、特に彼女と近接して住んでいた人たちを調査している。

ラオスでは鳥インフルエンザが、ビエンチャン周辺の州にある45の農場で、2004年1月に始めて勃発している。この勃発は155000羽のニワトリの抹殺処分で鎮圧された。2006年7月にも鳥インフルエンザがビエンチャン周辺の村で再発生した。その時当局がおよそ20,000羽の家禽を抹殺処分した

今回の鳥インフルエンザ感染はラオスでの初めての人間への発症になるのではないかと疑われている。しかしさらなる科学的な調査が事実と確認するために行なわれている、と政府が2007年2月25日に発表していた。公衆衛生大臣、ポンメック・ダラレイ(Ponmek Dalalay)博士は緊急記者会見で問題の患者は15歳の女子であると言った。その場所では鳥インフルエンザが2週間前に発生していた。

同大臣はこう述べている:「彼女は2007年2月15日に、「Setthathirath 病院」に治療を受けに行った。彼女は頭痛と体の一部に痛みがあった。彼女は同じく鼻水がでて、咳をしていた。これらすべての症状は普通の風邪を示すものである。彼女の親が2007年2月17日にタイのノン・カイ(Nong Khai)州の病院に治療のために彼女を行かせた。その後に、そのサンプルがテストのためにバンコクに送られた」

「今朝我々はタイ国サイドから最初の調査を示している手紙を受け取った。そのウイルスがH5タイプのウイルスであることは明確である、しかしそれがH5N1であるかどうかはまだ明確ではない。いっそう詳細な科学的検査が必要とされる。我々はまだ彼女が鳥インフルエンザに感染したかどうか確言することができない。今日、我々は今タイにいる患者から血液サンプルを集めて、この問題を検査し続けるために我々の医者達を派遣した。我々は彼女の健康の様子を観察するためにタイ国サイドと緊密に協力するつもりである」と、同博士は述べた。

ビエンチャンの保健省長官、インラヴァン・ケオボウンファン(Inlavan Keobounphan)博士は、こう述べた:「この少女は鶏と遊ばなかった。我々は彼女の家族のメンバー、特に彼女と近接して一緒に住んでいる人たちを調査している」健康チームは、「Xaysettha」と「Sisattanak」地区の20村で7800以上の住民を調査して、面接した。同地区は、鳥インフルエンザの発生が2007年2月16日に検出された後、それぞれ、赤ゾーン、黄色ゾーンであると認定された地域である。

国立鳥インフルエンザ調整オフィス部長、ブンレイ・フォマサック(Bounlay Phommasack) 博士によれば、医者達は調査地域で風邪とインフルエンザのような病気症状を報告した人々の150症例を記録した。同博士はこう述べている:「我々はこれらの人々が鳥インフルエンザに感染しているかもしれないと思い、もっと詳細にこの150の症例の11を検査し続けた。我々はその内の3件が多分そのウイルスに感染している事に気付いた。最終的には、1人の少女が現在鳥インフルエンザに感染していると疑われている」

鳥インフルエンザは、ビエンチャン周辺、「Savannakhet」と「Champassak」州にある45の農場で、2004年1月にラオスで始めて勃発した。この勃発は155000羽のニワトリの抹殺処分で鎮圧された。2006年7月に鳥インフルエンザがビエンチャン、「Xaythany」地区の「Dong Bang」村 、「Nasala」村、「Nontae」 村で再発生した。その地域で当局がおよそ20 000羽の家禽を抹殺処分した。

Author:事務局 : 2007年03月09日 13:14