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2007年04月19日

■米国食糧医薬品局(FDA)が対鳥インフルエンザ人間用ワクチンを認可する

このワクチンは人間の菌株から得られたもので、H5N1インフルエンザウイルスへの増大する暴露リスクにある18歳から64歳までの人達に免疫をあたえる。認可されたH5N1インフルエンザワクチン予防接種は、2回の注射をおよそ1カ月間隔で与えられる。この製薬業者「サノフィ・パスツール」(sanofi pasteur )社は商業的にはこのワクチンを販売しない取り決めで、その代わりにワクチンは連邦政府によって購入され、必要な場合に公衆衛生機関によって配布される「米国戦略全国備蓄」に含まれる。

鳥インフルエンザ、人間:FDAがワクチンを承認する
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米国の食糧医薬品局(FDA)は、2007年4月17日、H5N1インフルエンザウイルスに対する人間用ワクチンを承認した。これは合衆国ではこのような分野での最初の認可である。新聞発表で、食糧医薬品局(FDA)はこのように述べた:もしH5N1が人から人に容易に広がる能力を発展させたなら、このワクチンは、そのパンデミック(広域悪疫)ウイルス菌株向けに特別に仕立てられたワクチンが開発され、生産される前、数ヶ月間早期の限定された保護を提供するだろう。このワクチンは、連邦政府の備蓄庫に保管され、公衆衛生当局官吏を通してのみ使用できるようにされる。このワクチンは、18歳から64歳のH5N1にさらされる増大するリスクにある人達の為に認可されている。

以下はFDAの新聞発表されたテキストの一部からである:生物理論評定研究FDAセンター所長ジェシー・L・グッドマン (Jesse L Goodman)、M.D.、M.P.H.はこう述べている:「インフルエンザパンデミックが起きる時期とその深刻さは不確実ではある、しかしその危険はまさに現実である。我々は、パンデミックの脅威に防御する為、安全で効果的なワクチンの必要な供給の開発、ライセンス、入手、を容易にするため、他の行政機関、グローバルなパートナー、ワクチン産業と、密接に協力している」

このワクチンは人間の菌株から得られたもので、ワクチンに含まれるH5N1インフルエンザウイルスへの増大する暴露リスクにある18歳から64歳までの人達に免疫をあたえる事を意図されている。H5N1インフルエンザワクチン予防接種は、2つの筋肉内注射から成り立ち、およそ1カ月の間隔で与えられる。この製造業者、「サノフィ・パスツール」(sanofi pasteur )社は商業的にはこのワクチンを販売しない。その代わりに、このワクチンは連邦政府によって購入されて、必要な場合に公衆衛生当局官吏によって分配される米国戦略全国備蓄の中に含まれる事になる。このワクチンの製造は「sanofi pa steur」社の「Swiftwater、Pa」施設で生産されるだろう。

臨床研究が、安全インフォメーションとワクチン受容者の免疫反応についてのインフォメーションを集めるため、さらに適切なワクチン使用量を決定するために、行なわれた。全体で103人の健康な成人がこのワクチンの90極小グラムドーズを注射で受けて、さらに28日後に90極小グラムドーズを受ける。そして、90極小グラムより低いドーズのワクチンを受ける約300人の健康な成人がいて、さらにプラシーボ(空薬)の注射を受けた合計48人がいた。

このワクチンは一般的によい受容状況を示した。最も普通な副作用の報告は、注射部分の痛み、頭痛、一般的な悪感と筋肉痛であった。この研究は、90極小グラムの2ドーズを受けた人達の45パーセントが、インフルエンザにかかるリスクを減らすことが予想されるレベルの免疫抗体を発達させた事、を示した。その他の個人に見られた免疫抗体レベルはその抗体レベルに達しなかったけれども、他のインフルエンザワクチンに関する最新の科学的なインフォメーションは次ぎの事を示している:最適抗体より低いレベルでも、病気の深刻さ、インフルエンザ関連の入院、さらに死亡、を、減少させるのに役立つ可能性を持っている。このH5N1インフルエンザワクチンについての追加のインフォメーションが、他の同年代グループに於ける安全と有効性に関して集められていて、近い将来にFDAに伝達されるだろう。

Author:事務局 : 2007年04月19日 15:40