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2007年04月13日

■香港で多数の馬にヘルペスが勃発する

香港でレース馬の132頭が馬のヘルペスに感染していると、地元ジョッキークラブが発表した。
感染馬は2月9日から病気になって、発熱症状、脚部での血液異常と腫れを起こした。
馬のヘルペスウイルスは香港では新しいものではない。しかし今回の勃発は史上最大のものである。これらの馬はヘルペスウイルスへの予防注射を受けているにもかかわらず、感染が起きてしまった。

香港でレース用馬の総計132頭が、馬のヘルペスに感染している、と、地元のジョッキークラブが述べた。これは香港でこの病気の最悪の発生である。香港は一年後に2008年の北京オリンピック乗馬イヴェントを主催することになっている。感染した馬は2007年2月9日から病気になっていて、穏やかな発熱症状、脚部での血液問題と腫れを起こした。そして感染馬の中で、5頭の馬が4月9日にレースから外された、と、香港ジョッキークラブのスポークスマン、ウィルソン・チェン(Wilson Cheng) が述べた。

チェン氏は電話インタビューでAP通信にこう述べている:「馬のヘルペスウイルスは香港では新しいものではない。しかし今回の勃発は史上最大のものである。我々はこれほど多くの馬に勃発を受けたことはなかった」 これらの馬は、ヘルペスウイルスへの予防注射を受けているにもかかわらず、感染している。しかしチェン氏は、それが危険な兆候ではないと言った。「たとえインフルエンザの予防注射をされていても、それは完全に免疫があることを意味しないからだ。穏やかな症状がでるかもしれない、しかしそれは速く制御できる」と彼は言った。

香港ジョッキークラブはステートメントで罹病した馬は数日のうちに回復した、そして1週間以内にほとんどの馬がトレーニングに戻った、と、述べた。香港ジョッキークラブは、香港の強い監視体制と病気コントロール処置が、「潜在的に深刻な」発生のインパクトを制限するのに役立った、と述べている。チェン氏は、同ジョッキークラブの役員達がヘルペスは共有されている馬の用具によって広められた疑いを持っている、と、言った。

この感染発生のニュースは、2007年4月29日の高名なクィーンエリザベス2世カップレース前の3週間前に来て、そして乗馬イベントが香港で開催される2008年8月の北京オリンピックの1年前に来ている。北京が2008年のオリンピックゲームを主催する挑戦を勝取った後、中国大陸での馬の病気についての心配のため、乗馬イベントを香港に移動させる許可を受け取っている。 香港は競馬の伝統と馬と共に活動する経験を持っている。

香港のオリンピック乗馬イベントの報道官は、組織担当者達は、厳しい疫病隔離対策を命じているから、今回の馬ヘルペスウイルス発生には心配してはいないと言った。乗馬イベントの報道官クリストファー イップ (Christopher Yip) はこう述べている:競走馬は、香港に向けて出発する前に追加の1週間間隔離され、さらに香港到着後10日間隔離されなければならない、さらに地元の馬から隔離されるだろう。「我々はこの感染の影響は受けないだろう」、と同氏は述べた。

Author:事務局 : 2007年04月13日 19:15