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2007年05月07日

■狂牛病の発症がカナダで確認された

牛脳海綿状劣化脳症、狂牛病、の発症がカナダ、ブリティッシュ・コロンビア(British Columbia)州で、成熟した乳牛で確認された、とカナダ食物検査機関 (Canadian Food Inspection Agency)が3日に述べた。

カナダ食物検査機関(CFIA)は、この雌牛は生まれて66カ月で、他のカナダで狂牛病になった牛の年齢の範囲内に、あることが判明したと言った。
同機関はこの牛の死体を確保していて、その牛のどの部分も人あるいは動物飼料の体制には入らなかった。

この発症ケースは2003年以来カナダでは10番目の牛になり、3ヶ月以内では2番目の牛である。これらの狂牛病ケースの多くは汚染された飼料への露出が原因だとされている。

カナダ食物検査機関(CFIA)はこの新しい発症ケースの考えられる原因ははっきり述べていない、しかし、この発表で、この牛が生まれて最初の年に発病を起こすものとの接触があったようであると、述べた。同機関は今この牛の群れの仲間を探しだしているところである。カナダは10年以内にその牛の群れからBSEを排除する目標を持っている。狂牛病は牛肉と牛の輸出に主大きな問題を起こしてきた。

合衆国は、2003年9月から若い牛のカナダ牛肉の輸入を許可している、2005年には若い生きている牛の輸入開始も許可している。

しかしながら、米国は、30カ月以上の年齢の生きている牛も、それからの牛肉も輸入禁止を続けている。

Author:事務局 : 2007年05月07日 18:24