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2007年05月22日

■中国で「青耳」病が養豚に勃発している

中国農業省は地方自治体に豚の「青耳/blue ear」病に対する闘いを強化すよう督促した。
畜産当局官吏達はこの病気がこの1年間で百万匹の豚を死なせたと見積もっている。この疫病は、豚の繁殖と呼吸機能に異常を発生させる「豚繁殖・呼吸器官症候群(PRRS)」*ウイルスの変種によって起こされる。それは豚に死産、発熱、食欲不振、下痢、皮膚赤変、を、起こす。人間には影響がないと言われている
(注*Porcine=豚のReproductive=生殖のand Respiratory=呼吸のSyndrome(PRRS))

北京発:5月17日-中国農業省は地方政府に17日「青耳」豚病に対する闘いを強化すよう督促した。その産業当局役員はこの病気がこれまで1年間で百万匹の豚を死なせたと、見積もっている。

「今はこの高伝染性「青耳」病勃発のピークシーズンであるので、我々は防止で厳しい状況に直面している」、とサン ゼングセ(Sun Zhengcai)農業大臣がスピーチで言った。

「もしこの病気が適切に制御されないなら、豚繁殖業、農民収入、ポークマーケットの安定性、は、ひどく損害を受けるだろう」、とサン農業大臣は全国の会議で述べた。

この疫病は、豚の繁殖と呼吸機能症候群(PRRS)ウイルスの変種によって起こされるもので、人々に影響は与えない。それは豚の死産、発熱、食欲不振、下痢、皮膚赤変、を、起こす。

農業省は地方政府に病気豚の屠殺、販売、輸送を禁止する処置をとるよう督促した。そのような肉の食用販売は禁止された、とサン大臣が農業省ウェブサイト(www.agri.gov.cn)で公表されたスピーチで述べている。

しかし畜産業官吏はこう述べている:農民は、病気の豚を処分することに対して補償を受けないので、監視がない市場でこの肉を容易に売ることができる。

農業大臣は何匹の豚がこの病気で死んでいるのかは言わなかった。先週農業省は地方政府に、広東州での4月の勃発が香港と国際メディアの注目を引きつけた後を受け、新しい感染を報告するように求めた。

中国農業省は当局が今月遅く鍵を握る地域で豚に免疫を与える措置を始めるだろうと言った。

Author:事務局 : 2007年05月22日 12:54