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2007年05月23日

■フィリピンでココナッツ栽培の壊滅的害虫被害が起きている

ココナツ葉虫(学名brontispa longgissima)の蔓延はフィリピンの生産をさらに破滅させるかもしれない。
「食糧農業機構ウェブサイト」によれば、ココナツ葉虫は、1999年から2004年までで、アジアで10の国を荒廃させ、2004年にはタイで7,229ヘクタールの栽培地でおよそ3千万ドルに上る生産損害を引き起こした。「

フィリピンココナッツ局」によればココナッツ油価格は前年比で4月に46%高騰している。米国農務省によれば、フィリピンは世界ココナッツ油輸出の60%を占めている。ココナッツ油は料理や石鹸に使われ、そして代替燃料でディーゼルに混入される原料になっている。

5月20日:ココナッツ油世界最大輸出国であるフィリピンのココナッツ・プランテーション、が、3年で生産絶滅のおそれがある害虫蔓延に直面している、と、産業経営者が言った。

CIIF・オイル・ミルズ・グループの社長ダニーロ・コロナシオン(DaniloCoronacion)、はこう述べている:「今日、それはただ70,000ヘクタールである、しかしもし我々がその拡大を阻止する事ができないなら、3年で我々の全やしの実生産を消滅させるであろう。問題は、それがプランテーションを破壊する前に、すべての害虫を発見する事である」政府は、この害虫被害を抑制する策をとって、ココナツ葉虫(coconut leaf beetle)を殺す殺虫剤と接種素材(inoculants)を提供している、と、アーサー・ヤップ農務長官(Agriculture Secretary Arthur Yap)が述べている。

正式名「brontispa longgissima」として知られているココナツ葉虫の蔓延はこの東南アジア国フィリピンの生産高をさらに削減するかもしれない。そしてフィリピン国は、地元の予報官によれば、去年20の台風に襲来されて、時速185km(115マイル)の4つの超強大台風襲来を含んでいる。ココナッツ価格は次の数ヶ月で4月の763.68ドルから1トンで900ドルにジャンプするかもしれない、と、社長のコロナシオンが言った。これは、1984年の1トン988.4ドルの最高記録に比肩するものである。フィリピンココナッツ局(The Philippine Coconut Authority)によれば前年比で4月に46%高騰している。

米国農務省によれば、フィリピンは世界ココナッツ油輸出のおよそ60%を占める。この商品は、料理のために使われ、石鹸生産にも使われ、そして代替燃料のため通常ディーゼルに混入される原材料になっている。

ココナッツ栽培で植えられた面積は2005年の324万ヘクタールから2006年の331万ヘクタール(8百万エーカー)に上昇した。

「食糧農業機構ウェブサイト」によれば、ココナツ葉虫は、1999年から2004年までで、アジアで10の国を荒廃させた。2004年にはタイで7,229ヘクタールの栽培地でおよそ3千万ドルに上る生産損害を引き起こした。

Author:事務局 : 2007年05月23日 09:01