« ■米国議員団が農産物取引の為キューバを非公式に訪問する | メイン | ■「メラミン」が米国産家畜飼料にも使用されている »

2007年05月31日

■インドネシア政府は高まる死者数を抑える為ワクチン政策を採る

米国の製薬業者バクスター社がこの7月にインドネシア国民に鳥インフルエンザワクチンの臨床実験を実行するだろう、とインドネシア保健省大臣が述べた。
インドネシアは当初に2百万ドースを備蓄し、パンデミックの接近があれば2千万ドースを備蓄する予定である。鳥インフルエンザが2003年にアジアの家禽に壊滅的な被害を与えて以来、186人以上の人々を死なせ、その5分の2はインドネシア人が犠牲になっている。

ジャカルタ発:Indonesia(AP):合衆国の製薬業者バクスター・ヘルスケア株式会社(Baxter Healthcare Corp.)がこの7月にインドネシア人に鳥インフルエンザワクチンの臨床実験を実行するだろう、と保健相が述べた、さらにインドネシアが当初に2百万ドースを備蓄するであろうと付け加えて言った。

「しかし我々はパンデミック/広域悪疫により近くなってくれば、我々は少なくとも2千万ドースを備蓄する意図である」と、シティ・ファディラ・スパリ(Siti Fadilah Supari)保健省大臣がAP通信に述べて、こう付言した:「それが決し起こらないことを希望します」

世界保健機構(World Health Organization)によれば、鳥インフルエンザが2003年にアジアの家禽に壊滅的な被害を与えて以来、少なくとも186人の人々を死なせ。その5人の内の2人はインドネシア人である。鳥インフルエンザは人々が罹病するのは難しいままであるが、エキスパート達はそれが人々の間で容易に広まる型に突然変異し、潜在的に世界中で何百万人も殺すことがでるパンデミックをひき起こす事を恐れている。

インドネシア政府は、2月に達した仮取引の下で、H5N1ウィルスのサンプルをバックスター社に提供することに同意した。それはワクチン生産における同製薬会社の専門的知識と引き換えに行なわれる。

スパリ保健省大臣はこう述べている:「バックスター社の何百という参加者を含むこの臨床的実験は7月に始まるだろう、そして10月には終えられる手筈である」

バックスター社は今1週間にワクチンの3百万ドースを生産することが可能である、とスパリ保健省大臣はのべたが、インドネシアが現在のところ直ぐに使用できる備蓄を持っているかどうかを言うことは避けた。

イリノイ州ディーフィールドに本拠があるバックスター社はコメントするのには目下アクセスできなかった。

Author:事務局 : 2007年05月31日 13:15