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2007年06月08日

■「メラミン」が米国産家畜飼料にも使用されている

メラミンによって多数の犬猫が死んで大規模なペットフード撤収を引き起こした。そのメラミンが米国の会社によって作られている動物飼料にも使われていると、「米国食糧医薬品局」が発表した。このメラミンと関連化合物は、牛、羊、やぎ、の飼料、魚とエビの飼料を「バインド/結び付ける」ために使用されている。

以前には、動物飼料のメラミン問題は中国に限られた問題だと思われていた。中国では小麦グルテンにメラミンを加えていた。メラミンは飼料添加物としては公認されていない。メラミンは、固着剤や難燃剤を含み、多くの工業的用途に利用されている、また世界の一部の地域では肥料としても使われている

大規模なペットフードの撤収を引き起こした同じ工業用化学物質が、合衆国の会社によって作られている動物飼料の要素に使われている、と、保健担当官吏が31日に述べた。

「米国食糧医薬品局」によるこの発表は、米国の会社がメラミンを動物飼料の成分として使っていたという事を最初に表示したものである。政府機関の官吏達は、メラミンと関連化合物は、牛、羊、やぎ、の飼料、あるいは魚とエビの飼料を「バインド/結び付ける」ために使用されている、と言った。

以前には、動物飼料のメラミン問題は中国に限られていると思われていた。中国では製造業者は小麦グルテンにメラミンを加えていた。

メラミンは飼料の添加物としては承認されていない。メラミンは多くの工業的用途を持っていて、固着剤と難燃剤を含んでいる。それは、合衆国でではないが、世界の一部の地域で肥料としても使われている。

合衆国の当局官吏達はこう述べている:動物飼料のメラミン使用は人間の健康に対しては脅威とならい。中国では、この化学物質は高いレベルのタンパク質を示すために多分添加されている。

米国食糧医薬品局(FDA)は飼料製造業者にこう警告している:メラミンと関連化合物を含んでいる成分がオハイオ州トレドの「Tembec BTLSR Inc.」社によって作られている製品に発見されている、そしてコロラド州ジョンズタウンの「Uniscope Inc.」社によって使われている。

「Tembec」社は2つの生産物、「AquaBond」と「AquaTecII」を作っている、そして同社がそれを「Uniscope」に配達している。その製品は魚の飼料に使われている。

「Uniscope」社は、「Xtra-Bond」と呼ばれる家畜飼料の製品を作っている、そして同社は「Tembec」によって生産された成分を使用している。FDAは飼料製造業者と他の生産者にこの製品を使用しないように、そしてこれらの製造業者と連絡を取るように助言している。

FDAはまた製造業者に「AquaBond」あるいは「AquaTechII」から作られた飼料を撤収するように助言した。FDA官吏達は、メラミンと関連合物の低レベルに基づいて、「Xtra Bond」から作られた飼料にたいしては同じ督促を行なっていない。担当官吏達は、飼料が問題の成分をどれくらい含んでいるかはわからないと言っている。

FDAは3月15日に特定のペットフードが猫と犬を病気にし、死なせているという情報を得た。FDAは中国から輸入された野菜タンパク質に加害物質を見いだした。この発見で何千というニュースが伝えられて、国会の公聴会が開かれ、中国の製造プロセスの安全調査を引き起こした。

FDA官吏達は「Uniscope」社が2週間ほど前にFDAに連絡を取ってきたと言った。FDAは「Tembec」社がどのくらいの期間、製造プロセスでメラミンを使っていたのかは言うことができない、と、述べている。

FDAのアチソンはこう述べている:「今言える事は、Uniscopeが我々に同社が見いだした事を知らせてきた5月18日に我々がこの件を知った、そして我々がそれを追ってきた。「Tembec」が知ってること、知らないこと、どんな活動をしたのかは、調査の一部である」

「Uniscope」社の役員はコメントを求める電話にはすぐに返事がなかった。「Tembec」の副社長、ジョン・ヴァリは、メラミンは「Uniscope」のために作られる製品の要素である、と言った。

「その固着剤は全体的な魚ペレットの小さい構成要素である。それはいってみれば、マイナーな部分のマイナーな部分である、だから、その濃縮はとても低い」と彼は述べた。

同氏はメラミン副産物について提起されている不安に対してこう述べている:トレド社はメラミンをどんな形態であっても使うのを春にやめた。我々は、意図された用途に対し、条例に適合している製品を作っていると信じていた。

Author:事務局 : 2007年06月08日 17:30