« ■有機食品のセパレティスト・分離派が強くなってきている | メイン | ■感染再勃発で人間にも犠牲者が出て警戒体制が強まる »

2007年07月07日

■フランスで白鳥に鳥インフルエンザの疑惑が出る

東フランスで死んでいる3羽の白鳥は高致死性H5N1鳥インフルエンザウイルスによって死亡した疑いがあるとフランス農業省が述べている。フランスではこれまでH5N1鳥インフルエンザウイルスが60羽以上の野鳥と11,000羽の七面鳥を飼育する農場で発見されていた。
だが、このH5N1鳥インフルエンザウイルスは2006年4月以来フランスでは検出されていなかった。
ヨーロッパ最大の家禽生産国のフランスは6月に鳥インフルエンザに対して警戒措置を増やしていた。フランスは、ドイツで多くの野鳥に鳥インフルエンザが発見された後に、フランスを襲ってくる危険がこれまで大きくなったと述べた。ドイツでも鳥インフルエンザ再勃発が既に報じられている。

鳥インフルエンザウイルスによって死亡したのかもしれない、とフランス農業省(French Agriculture Ministry)が言った。
「最初の検査結果は鳥インフルエンザの嫌疑を示している」、と同省が言った。

「これらのテストはフランス食品安全政府機関(AFSSA)のリファレンス研究所で行なわれ、それが高病原性H5N1型ウィルスであるか、どうか、確認が進行中である」

防衛措置がすでに周辺地域で取られていて、最終テスト結果は明日に出ると予想されている、と同省は述べている。

フランス、ヨーロッパ最大の家禽生産国、は、6月に鳥インフルエンザに対して警戒措置を増やしていた。フランスは、ドイツで多くの野鳥に鳥インフルエンザが発見された後に、この疫病がフランスを襲ってくる危険がこれまで大きくなった事があると、述べた。

この疫病は先月同じくチェコ共和国で発見された。
去年、ヨーロッパユニオンに加盟している次の13か国が鳥インフルエンザ勃発を確認している-ドイツ、オーストリア、デンマーク、イタリア、ギリシャ、英国、チェコ共和国、ポーランド、スロバキア、スロベニア、スウェーデン、フランス、ハンガリー。

フランスでは、このウイルスは、60羽以上の野鳥と11,000羽の七面鳥がいる農場で発見された。
このウイルスは2006年4月以来フランスでは検出されていなかった。

過去1年で30以上の国でこの疫病勃発が報告されてきた。そしてほとんどの場合、白鳥のような野鳥が関連している。

グローバルには、世界保健機構(The World Health Organisation)によれば、H5N1ウィルスは300以上の既知の発症例から約200人を死亡させている。
死亡した犠牲者はヨーロッパではまだ出ていない。

Wednesday, July 04, 2007 10:32 AM

Author:事務局 : 2007年07月07日 16:22