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2007年07月12日

■インドネシアで6歳の子供が鳥インフルエンザで死亡する

バンテン州のシレゴン市に住んでいたこの少年は高熱と呼吸困難で苦しんで、マルチ臓器不全で死亡したと、「ジャカルタ鳥インフルエンザ病院」の報道官、ツッティ・ヘンドラワルダティが述べた。
死亡した少年がどのようにこのウイルスに感染したのかは調査中だが、少年の家族や隣人は裏庭では鶏を飼ってはいなかった。これまでのところ少年がバンドン動物園に行った事が分かっている。これでインドネシアの鳥インフルエンザ死亡者数は81人になったと当局が発表した。

「我々はまだこの少年がどのようにウイルスに感染したのかを調査している。これまでのところ、我々に分かっていることは、少年がバンドン(Bandung)動物園に行ったと言う事だけであると、保健省鳥インフルエンザセンターのジョコ・スヨノ(Joko Suyono)氏が言った。

鳥インフルエンザは、何百万羽という裏庭のニワトリが人と密接して飼われているインドネシアのたいていの地域では風土的な疫病になっている。

病気になった家禽と接触があるのが、人がH5N1ウィルスに感染する最も普通の方法である。

エキスパート達は、もし人から人へ容易に感染する手段が出てくれば、何百万人に影響を与えるパンデミック/広域悪疫になるかもしれないことを恐れている。

Author:事務局 : 2007年07月12日 16:52