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2007年08月06日
■ベトナムで22歳の妊娠女性が鳥インフルエンザで死亡する
ハノイ発7月31日(Reuters)
妊娠7カ月であったベトナムの女性が鳥インフルエンザで死んだ、これはベトナムで今年鳥インフルエンザウイルスで死んだ3番目の人間の犠牲者であると、医者達が発表した。
「彼女は土曜日に死んだ」、とバッハ・マイ病院の「Tran Thuy Hanh」院長が言った。この22歳の女性は、ハテイ(HaTay)北部州にある農場から同病院に入院していた。ハテイ州はハノイへの最大の家禽供給地である。
同院長はこの死亡した女性のそれ以上の詳細は与えていない。彼女は、ベトナムの実験所によるテストによってH5N1ウィルスに感染したことが確証された。
世界保健機構(WHO)はこの女性が鳥インフルエンザにかかっていたことは確認していない。
鳥インフルエンザは先月北部ベトナムの28歳の女性も死なせている。
ハ・テイ州の1人の医者は、この新しい犠牲者が住んでいた地域では鳥インフルエンザの勃発はなかったと言った。
この医師はこう述べている:「彼女がどのように感染したかを突きとめることは困難であった。前に彼女は家族の食事のために起源不詳のチキンの脚を買っていた。しかし他の誰も病気にはならなかった」
この女性と接触した10人の人々は兆候がでるか監視されていて、予防策として抗ウィルスのタミフル剤を与えられている。他方彼女の家は殺菌処置された、と州予防医学センター(Preventive Medicine Centre)から来た医者がロイターに述べた。
鳥インフルエンザはこの女性の死を含めて、2003年以来ベトナムで、99人の確認された患者の内45人を死亡させている。
WHO記録によれば、世界全体ではH5N1ウィルスは319人の既知患者から192人を殺している。 何億羽の鳥が死ぬか、あるいは抹殺処分されている。
H5N1ウィルスは主要には鳥がかかるウイルスである、しかしエキスパート達はそれが人から人に容易に感染する型に突然変異して、何百万人もを死なせて、世界を席捲することを恐れている。
Author:事務局 : 2007年08月06日 15:04