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2007年08月14日

■英国のFMD再勃発でバイオ・セキュアリティの不安が高まる

潜在的致死性病気(例えばCJD-人型狂牛病)も、FMD/足口病/口蹄疫の最近の勃発で嫌疑を受けている「パーブライト研究所」によって扱われている。

今回のFMDの発生で、労働党議員による、英国の研究所の保安再検討の要求が出ている。これは危険な病原体がテロリストの手に落ちるのを止めるための要求である。

動物健康局(The Institute of Animal Health (IAH))の実験所は、口蹄疫のほかに、高危険性変異型クロイツフェルト-ジェイコブ(variant Creutzfeldt-Jacob disease)、鳥インフルエンザ、ブルータング病(bluetongue)、アフリカ馬病気(African horse sickness)、サルモネラ菌、の研究を行なっている。

英国の研究室の安全ついての警戒心は、「IAH」プラントまた隣接する米私企業「Merial」社によって取られている「安全管理」が破られたという不安によって、掻き立てられている。

マーティン・シャーリー(Martin Shirley)教授、IAH局長、は、研究室についての批判的な報告が出た後に以下の事を認めた「我々は英国での監視にロールスロイス車級のサービスを行なおうとしている、しかし我々は実際ますますフォードコーティナ車級レベルの資金を供給されているのです」

シャーリー教授は研究室の資金不足が安全性を危うくしていたことを昨日は否定した。彼は、バイオ保安の予算はプライオリティを与えられていると言った。しかしながら、今回のFMD勃発は米国での英国の科学実験所の安全性についての警戒心を引き起こした、米国では、ボストンのインターネットサイトが、 バイオ保安違反の恐れがあるので自分の地元研究所の安全性を問いただしている。

2つのパーブライト実験所は、レベル4のセキュリティーを持っている。このレベルは、ウィルトシャー、ソールズベリー・プレインのポートンダウンに在る「細菌戦防衛施設」と同じ高さである。昨夜当局官吏達は、細菌戦でも使われる炭疽菌、通常致死性バクテリアを、取り扱っている事は否定した。

サリー州ウエイブリッジに在る「環境食品郷土省」の獣医学研究機関、も、鳥インフルエンザの最近の発生を追っている仕事を含め、危険な動物病原体の研究をまた行なっている。「インディペンデント」紙は。36の他の実験所が危険な病原体を扱うことを認可されているという情報を獲得した。「環境食品郷土省」は、それが「あまりにも危険なので」それらの場所を発表することを拒否した。その恐れの1つは実験所が、経済的な攻撃をするためウイルスをリリースする「バイオテロリスト」の目標になることである。

イアン・ギブソン博士(DrIan Gibson)、科学と技術に関する英国下院選抜委員会の前労働党議長、は、英国の実験所に於けるセキュリティーの緊急再検査を昨日要求して、こう述べた;「実験所からのウイルス放出の可能性は非常な憂慮事である。我々は生物テロリズムについての報告をして、そして合衆国を訪問した。これらのウイルスが間違った手の中に入るという本当の恐れがある。英国でのラボ・セキュリティーを即刻検査すべきである」

デビー・レイノルズ(DebbyReynolds)、主任獣医官、は昨日こう述べた:ロンドン、インペリアルカレッジのブライアン・スプラット教授(Brian Spratt)による勃発の独立した調査がパーブライト実験所に於けるバイオ・セキュアリティーの全体的な基準、また同じ敷地内にそれらの実験所を置く決定が「適切であった」かどうかを、検査するだろう。

Author:事務局 : 2007年08月14日 10:24