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2007年08月06日

■豚の「青耳病」勃発が中国北部の山西州で確認されている

太原(TAIYUAN)発-青耳豚病の勃発が北中国の山西州で確認された、しかし地方政府はそれが制圧されたと言っている。

山西州動物疾病コントロール防止本部に拠れば、「Liuliang」市、柳林郡の養豚農場での発生は、感染が262頭に及び、182頭が死亡した。感染している豚は処分された、そして、同本部によれば、その農場は殺菌された。

この高病原性の病気は、また「豚生殖・呼吸機能症候群(Porcine Reproductive and Respiratory Syndrome)」として知られているもので、雌豚の生殖機能障害、子豚と成長豚の呼吸困難がその主要な徴候である。それは世界全体でたいていの主要な養豚が行なわれている地域で発生している。

農業省によれば、この疫病はこれまで中国の25州で165,144頭の豚に感染し、その内45,546頭が死んで、42,728頭が7月22日までに抹殺処分されている。

この疫病は今年多くの主要な中国都市で見られた豚肉価格の急激な上昇を引き起こしている主要な原因であると見なされている。

中国農業省によれば、約8千万分のワクチンが7月25日までにこの豚の疫病拡大を抑制するために打たれている。同省は感染が勃発している地域でのワクチン接種に1080万元(143万USドル)を割り当てている。

Author:事務局 : 2007年08月06日 14:50