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2007年08月30日

■インド、中国、等で、急性下痢やコレラ勃発による死者が報告されている

水系感染の下痢とコレラが、インド、オリッサ(Orissa)地方の3箇所で壊滅的な被害を与えている。

その死亡者数は2007年8月28日時点で93人に達した。何百という患者が政府の病院に群がっている状態がある。

「Rayagada」「Koraput」「Kalahandi」のこれらの3地区は、1カ月半前のモンスーンの被害後出た水系感染の病気に襲われている。その状況はこれまでの2週間で驚くべき酷さになっている。オリッサ州首都「Bhubaneswar」にある州健康コントロールルームの上級官吏がこう述べている:「我々はこれまで93人の死者が出たというインフォメーションを受け取っています。さらに複数の報告がここに届いています、そして我々はもう少し多くの死者が出るかもしれないことを恐れています。93人の死者の内、49人が「Kalahandi」地区で、34人が「Koraput」、6人が「Rayagada」で死亡している。

「Rayagada」地区でのすべての死は「Kashipur」ブロックの下にある26の村から報告された。5ブロックの12以上の村は「Koraput」で感染が起きている。彼はこう述べている:「その5ブロックは、「Dasmantpur」、「Laxmipur」、「Nandapur」、「Kundura」、「Sadar」で、そして20人がこの地方の「Dasmantpur」ブロックで死んでいる。「Kalahandi」で最も強い打撃を受けているのは、「Thuamul」、「Rampur」である。その状態は改善していて、そして、ただ若干の散発的な発病が2007年8月27日と28日に報告されているだけで、今はコントロール下にある」

「少なくとも10人の患者が2007年8月28日火曜日に「Kashipur」政府病院に入院させられた」と地区医療保健担当官が電話で述べた。

感染勃発地域の多くの人々は、患者数と死者数は政府発表数字よりずっと多いと言った。「Koraput」の議員「Taraprasad Bahinipati」氏はこう述べている:「政府は死んだ人や感染した人々の本当の数を発表していない」複数の地方紙が3つの地区の死者数は300人以上であると報告しているが、同議員は100人以上の人々が彼の地域だけで死亡していると言った。コレラと下痢の発生はこれらの3地域では新しいことではない。ほとんどすべてのモンスーンが来る度に雨水が山上からあふれて水源を汚染するので、これらの地域は水系感染の病気に襲われている。

-インドアッサム地方でのコレラ発症-

下痢で苦しんでいる患者の実験室テストがコレラの菌株を発見した後、広範囲の健康自覚運動が「Guwahati」地区で発動された、と、当局者が2007年8月26日に発表した。今週早く2人の人が、9歳の少年を含め、地方都市で下痢発生後に死んだ。「Gauhati」医科大学病院の主任監察官 「MMDeka」がこう述べた:「Vibriocholerae-Ogawa」菌株が下痢症状で入院した多くの人の内、4人の患者の検便サンプルに発見された。

-中国でのコレラ発症報告-

健康保護センターは、2007年7月6日から8月17日までパキスタンに旅行した23歳の女性に持ち込まれたコレラの発症を確認した。この九龍市の女性は下痢と腹痛で倒れて、その治療のため2007年8月17日にマーガレット王女病院(Princess Margaret Hospital)に入院させられた。彼女はまだ入院していて、そして今安定した状態にいる。これは2007年で第2番目の輸入されたコレラの発症である。これまで2006年に1つの発症、2005年に5、2004年に5、2003年に7、2002年に4の発症があった。

Author:事務局 : 2007年08月30日 13:46