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2007年09月03日

■中国全土にさらに拡大する豚の青耳病

中国の豚肉産業に打撃を与えている不可解な病気が広がっている。

そして担当当局が「暗い」状況に対処するためにワクチン生産を増大させたと、国営メディアが報告した。

257,000頭以上の豚が8月下旬までで「青耳」豚病として知られているこの病気に罹っていて、68,000が死に瀕していると、公式新華社(Xinhua) 通信社が土曜日遅く報じた。

西洋のメディアで引用されるエキスパート達が、この公式数字について疑念を表明した。彼等は中国政府がこのもっと深刻な危機に蓋をしようとしているのではないかと疑っている。

新華社通信はトップ官吏の言葉をこう引用している:1億頭以上の豚がすでに免疫性を与えられている、しかしこのコントロール努力は厳しい課題に直面している。

副農業大臣「Yin Chengjie」の言葉を同通信はこう引用している:「この病気コントロール状況は厳しい状態が続いている。なぜなら一部地域の繁殖方法が他の地域に遅れをとっている、さらに長距離の豚輸送がこの隠れている困難を増やしている。

彼はこう述べている:この状況は巨大な揚子江盆地で暖かいそして多雨の夏によって悪化している、そしてその天候がこの病気を広めることを助長した。この病気はまた、豚の生殖器官と呼吸器の症候群として知られている。

中国は、9月にこの病気の為ワクチン月間生産を、前年の250,000から、300,000リットル(79,000ガロン)に増やすだろう、と、「Yin」氏が新華社 (Xinhua)に言った。

今年早く最初に現われたこの病気の拡大は、中国政府の主要な健康不安になっていて、中国の食の主要品目である豚肉の価格高騰の原因であると非難されている。

Author:事務局 : 2007年09月03日 14:39