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2007年09月17日

■サラダ用青物野菜の細菌汚染検査の不備

葉もの野菜生産はまだ主として監視下に置かれていない。

去年致死性大腸菌がホウレンソウを汚染させて死者をだしたが、アメリカのサラダの安全は主として実施不可能な規則と業者自身のつぎはぎな対応のままになっている事が「AP通信」(Associated Press)の調査で明らかになっている。

米国の「サラダボール」として知られている中央カリフォルニア地域の農場を支配している規制は汚染事件前と同じのままである。去年は牛の放牧場から出たバクテリアがホウレンソウを汚染し、3人を死なせて、200人以上を病気にした。

「情報公開法」(Freedom of Information Act)を通じて獲得されたデータのAP通信の調査は連邦政府官吏が、サラダ用野菜を栽培し、加工している会社を平均3.9年ごとに点検する事を発見した。 議会での一部の提案は少なくとも1年4回そのような点検が必要であるとしている。

去年の大腸菌発生後に葉もの青野菜を扱っている加工工場の現場検査を要求する声が広範に上がったが、カリフォルニア公衆衛生検査官はそのようなテストを行なう権限を与えられていない、したがって何一つ検査はされなかった事をAP通信の調査が見出した。

Author:事務局 : 2007年09月17日 16:31