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2007年10月17日

■米国で過剰大豆給餌による11頭の牛の急死が報告される

インディアナ州NEW WASHINGTON発:11頭の牛が南部インディアナ州の農場で死亡したが、過剰な量の大豆を食べていて、その反応で死を招いたのかも知れないと、獣医が述べている。

11頭の雌牛とアンガス種の雄牛が、ケンタッキー州ルイズヴィル北部25マイルにあるクラーク・カウンティーで今月死亡した。

パーデュー大学(PurdueUniversity)の当局者はこう述べている:雌牛達は前胃のアシドーシス(胃酸過多症)に襲われていた、それは、牛にある4室胃の最初の胃である前胃で穀物が発酵する時に起きる症状である。この異常発酵は胃の粘膜に損害を与える酸レベルの突然変化を起こし、酸が血流に侵入する、と「ヒーク動物疾病診断研究所」(Heeke Animal Disease Diagnostic Laboratory)の共同部長、ドゥエイン・マーフィー(DuaneMurphy)が述べている。

ジャスパー(Jasper)近くの「南インディアナ-パーデュー農業センター」(the Southern Indiana-Purdue Agricultural Center)に在る実験場は死んだ牛の1頭でテストをして、15日に予備的な発見事項を発表していた。追加の実験サンプルがもう1つ別のテストサイトに送られた、その最終報告がでるのは数週間後になるだろう。

Author:事務局 : 2007年10月17日 16:45