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2007年10月02日

■カナダで鳥インフルエンザが養鶏場で勃発する

サスカチェワン(Saskatchewan)、レジーナ(REGINA)発(AP):

人には有害でない鳥インフルエンザ菌株がサスカチェワン、レジーナの大きい養鶏場において確認された、とカナダ食物検査政府機関(Canadian Food InspectionAgency)の当局者が述べた。

このインフルエンザはH7N3菌株で、人に危険な菌株ではなく、1千7百万羽のニワトリが処分されたブリティッシュ・コロンビア(British Columbia)の2004年勃発した菌株と同じものである、と同市の記者会見で獣医サンドラ・スティーブンス博士(Dr. Sandra Stephens)が述べた。

この問題の農場、レジーナビーチ(Regina Beach)にある「Pedigree Poultry」、は他の農場のために受精卵を産むニワトリを育てている。これらの卵は別の施設で孵化されるだろう、しかしスティーブンス博士はリポーターにこのウイルスはそれらの卵から生まれる雛によっては運ばれることがないと言った。

スティーブンス博士はこう述べている:この農場からの鶏は何も食物流通には入らなかった。たとえその鶏が食物流通に入っていても、この病気で鶏肉が人にとって安全でないものにはならない、「この菌、また他のいかなるAI鳥インフルエンザウイルスも、適切に処理されるときは、食品安全にリスクを増やさないことを覚えていることは重要である」

この養鶏場はおよそ40キロ(24マイル)レジーナ市の北にあって、水曜日から隔離措置が取られている。スティーブンス博士は、カナダ食物検査政府機関が国際基準に合致して、この勃発を処理していることを強調した。

この養鶏場の50,000羽全ての鶏は炭酸ガスを使って抹殺処分されるであろう、そして堆肥にされるか、あるいは地下深く埋められるであろう。納屋、諸器具、乗り物、装置は殺菌されるであろう。

スティーブンス博士は、それがカモあるいはアヒルのような野生の水鳥によって導入されたかもしれないことを示唆したけれども、この感染のソースを正確に指摘するにはあまりにも早すぎると言った。

2人の人が2004年の勃発で感染した、しかし彼等はただ穏やかなインフルエンザ様症状を見せただけだった。

「我々は人に鳥インフルエンザウイルスが病気を起こさせる若干のキャパシティを持つ可能性があることはたしかに認識している。通常それらの条件は非常に穏やかでしょう」

世界中で、世界保健機構(World Health Organization)によれば、200人の人々が2003年以来鳥インフルエンザで死んでいる。

Author:事務局 : 2007年10月02日 09:46