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2007年11月12日

■有機農産物への要望が高まっている

スコットランドの学校と病院がメニューにいっそう有機栽培の食物を含むよう奨励されるべきであると同市の議員が今日述べた。

英国労働党環境報道官サラ・ボヤック(SarahBoyack)、「エジンバラ・セントラル」地域の国会議員、は、有機産物がより容易なアクセスを与えられて、公営団体へ供給されるようになることを望むと述べた。彼女は有機産物や地域の食物の使用を増大させる目標を掲げたいと述べた。

サラ・ボヤック女史のこの発言は、スコットランド政府の食物政策について行われる討論会の前夜になされたものである。

彼女は、最近の欧州連合によって資金供給された研究が自然食品は環境のためにだけではなく、人々の健康に良いことを証明した、と言った。

彼女はこう述べている:「学校と病院と公共部門は一般に莫大な購買力を持っている、しかし今のところその市場へアクセスを得ているのは、大規模な農民と小売業者だけである」

スコットランド政府報道官はこう述べている:「購買ガイドラインの中で、公的組織が最も良い産物を入手するために生産方法を指定することができる」

スコットランドではその農地が(高地、寒冷、荒地等で)あまり有機農法に適していないから、有機農作物は主として輸入されている。国民に果物や野菜を食べるような奨励があるのだが、スコットランドでの有機産物の生産高は、同地の気候や土壌タイプなどが有利ではないので、低いのが現状である。だがEUによる最近の有機産物の環境や健康への有効性を証明する長期研究の発表等があり、有機産物導入の関心が高まっている。

Author:事務局 : 2007年11月12日 11:52