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2008年01月25日
■タイでH5N1ウイルス感染の再勃発が起きる
バンコク発-H5N1鳥インフルエンザウイルスが、去年3月後初めて北部タイの州で再度勃発して、10,000羽のニワトリの抹殺処分があった、と農業省の官吏が24日に述べた。
この勃発は、バンコック北部240キロにあるナコン・サワン(NakhonSawan)の農場で起こった。農場所有者から4,085羽のニワトリが今月早く死んでいたという報告があったと、畜産省の先任官吏、「Nirundorn Aungtragoolsuk」氏が、ロイターにのべた。
「このH5N1ウィルスはこの農場で発見された、そして我々は他の残りの家禽を処分した」、と彼は農場にある4つの閉じられた鶏舎の1つで屠殺された鳥について述べた。
他の鶏舎は45,000羽のニワトリを収容していて、この高致死性鳥インフルエンザウイルスの徴候を示していなかったと彼は言った。
このウイルスは2007年3月に北部タイに現われたのが最後であった。しかしタイでの人間の新しい感染の報告はされていない。タイでは2003年以来17人の死者を出してきている。
このH5N1が2003年にアジアで再勃発して、アフリカの一部と中東に拡大して以来出た351人の人間患者の内、219人が死亡している、と、世界保健機構(WorldHealthOrganization)(WHO)が報告している。
Author:事務局 : 2008年01月25日 10:57