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2008年01月07日

■狂牛病の人への発病による死が新たな恐れを引き起こしている

狂牛病の人間型によって起こされる死の恐怖への新たな波が、前に見られたことがない異なる型のCJDによって引き起こされている。

科学者達が病気で死んだ39歳の女性の脳を調べて、異常な危害のパターンを発見した。この死亡した女性は、他の犠牲者が持っていない彼女の病気に結び付けられる顕著な遺伝的組成を持っていた。

この調査はまだ初期の段階にあるが、今回発見された事実は、1980年代に狂牛病に感染している牛肉を食べた結果で「vCJD」に倒れる人々の新しいグループ発生の可能性を指摘している。

この病気は、脳にある異様な「プリオンタンパク質」に関連づけられているが、感染者の遺伝的素質に従ってさまざまな潜伏期を持っている。

エキスパート達は、感染者の多くの人達に取って、時限タイマーがまだカチカチなっていることになり得ると、信じている。これらの人達は、狂牛病に罹病した後で、何十年間もたっているのだがまだ症状を起こしていないのかもしれない。あるいは、狂牛病で病気になる前に、他の原因で死ぬのかもしれない。ある場合には潜伏期間が50年を超えているのかもしれない。

「VCJD」は、人間に新しい形で現われる前に、牛の脳が海綿状に変化する神経異常症(BSE)、いわゆる「狂牛病」として牛に元来生じたものである。

この不治の疾病では、脳細胞が、スポンジのように、穴だらけになり、精神機能を失い、死亡していく。

この病気が1995年に最初に認知されてから、英国では162人の確認された死者、あるいは疑惑がある死者が出ている。

この疫病の恐怖は、家畜何十万頭の死を巻き込み、2000年に年間死亡数が28頭になった後、軽減した、そして次に速く下降した。2007年では11月30日までの時点で、(人間では)ただ4件の確定的、あるいは疑惑発症があった。これらすべての人々はプリオンを作る遺伝子の「MM型」を持っていた。この「MM型」は英国住民のおよそ40%が持っているものである。

今回人型狂牛病で死亡した女性は、ロンドン大学医学研究審査会プリオンユニット(The Medical Research Council's Prion Unit at University College London)の科学者によって検査された。この女性患者は、「VV」として知られている、異なった遺伝子の型を持っていた。この「VV」型は英国人(Britons)のおよそ10%に発見されるものである。

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Author:事務局 : 2008年01月07日 11:01