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2008年01月10日

■中国政府の安全向上努力が続いているが農作物安全はまだ課題である

中国の食品品質を改善する4カ月に亘るキャンペーンは励みになる進歩を達成した、しかし困難な課題が残っている、と農業次官のガオ・ホングビン(GaoHongbin)が8日述べた。

中国は、その輸出品に見いだされた問題を受けて、食品安全を含めて、産物の品質と安全上の問題に対処するキャンペーンを八月に発足させた。このキャンペーンは、国内食品の安全性に注意を集中した、そして中国政府はその前例がない食品安全の規則を推し進めようとしている。

「しかしながら、農産物の品質と安全の規制は、まだ困難な挑戦に直面している」とガオ農業次官はステートメントで言った。

農産物は、店頭での短い通用期間と長い生産期間があるので、コントロールするのが特に困難であると彼は言った。生産環境をコントロールすることはまた挑戦課題である。

政府は生産物の点検とテストを強化して、農業の作業事項の標準化を促進する意図であると彼は述べた。

監視下にある野菜の残留農薬の規制遵守率は9月の93.2パーセントから11月の95.3パーセントに増加した、とガオ氏は述べた。

禁止されている飼料添加物「クレンブテロル」(clenbuterol)に汚染されているポークの量は同じく減少した。ポークの「クレンブテロル」残留量に対する遵守率は9月の97.7パーセントから11月の98.4パーセントに増加した、と彼は言った。

2006年の遅い時期に、飼料添加物「クレンブテロル」を含んでいたと信じられたポークを食べた後で、上海でほとんど300人の人々が入院していた。

Author:事務局 : 2008年01月10日 11:15