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2008年01月15日

■インドネシアで次ぎ次ぎと女性の死者が出ている

ジャカルタ(Reuters)-首都ジャカルタの西部地域に住むインドネシアの女性が鳥インフルエンザで死んで、このウイルスで死亡した同国の確認された人間の犠牲者総数が95人になったと、保健省官吏が14日に述べた。

タンゲラン(Tangerang)出身のこの32歳の女性は、彼女が1日前に治療を受けていた病院から彼女の家族が連れて帰った後、先週の木曜日に彼女の家で死んだ、と、保健省鳥インフルエンザ・センタの「Suharda Ningrum」氏が言った。

病気の家禽と接触する事が、インドネシアの大部分ではこの鳥の疫病である鳥インフルエンザに罹病する最も普通の方法である。

「彼女は市場から生きている鶏と卵を買ってきて、それらを料理した」と「Ningrum」氏が述べ、彼女の裏庭にもまたニワトリが飼われていたと付け加えて言った。

2つの異なった研究所においての2つのテストがH5N1ウィルスを確認した。

クリスマスの日に、ジャカルタに住む24歳の女性も市場から生きているニワトリを買った後でこのウイルスで死んだ。

先週は鳥インフルエンザで苦しんでいるティーンエージャーがジャカルタの病院に入院させられた。

病院の当局者は、このティーンエージャーは安定しているが、彼女は依然として、呼吸を助ける為人工呼吸器をつけられている、と述べた。

インドネシアはこれまでこの病気で118人の患者を出してきて、どの国の鳥インフルエンザの死者数よりも多く、世界最多の死者数を持っている。

世界保健機構(WorldHealthOrganization)データによれば、この最新の患者を除いて、グローバルに2003年以来349の人間患者が出て、216人が死亡している。

Author:事務局 : 2008年01月15日 17:22