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2008年01月22日

■インドで鳥インフルエンザが急速に拡大している

ニューデリー:マルダ(Malda)地方は周りを、バングラデシュと南ディナジュプール(SouthDinajpur)によって囲まれているが、今やウェストベンガル(West Bengal)で高致死性鳥インフルエンザウイルスによって感染された第7番目の地区になった。
畜産省長官プラディープ・クマール(Pradeep Kumar)は21日に高致死性H5N1ウィルスがこの地方で死んだ鳥から隔離されたと言った。

畜産省は「Malda」の「Chachal」1区から送られたサンプルで鳥インフルエンザの陽性を確認した。このウイルスは、またすでに感染が知られている地区の一部からも発見されていた。

マルダは、鳥インフルエンザに感染している世界で最悪な影響を受けた国の1つであるバングラデシュと国境が接している。そして東部には、1月15日に感染宣言された「南Dinajpur」がある。南部には「Murshidabad」があり、この地区のいくつかの場所でこのウイルスが1月18日に感染されていることが判明した。

一方でベンガルでの感染勃発の途方もないペースに、同省の官吏達は、このウイルス拡大の主要な源として、アヒルに焦点を合わせている。クマール氏は処分する為に湖からアヒルを捕えることが難しいと言った。

「現在我々は当局に家禽とともに感染している地方でのすべてのアヒルを処分するように要求している」とクマール氏が付け加えた。

WHOによれば、一見健康そうに見えるアヒルが高致死性H5N1インフルエンザの静かな溜まり場としての役割を果たしている。複数の研究が、感染された飼育アヒルはより多くのウイルスを出して、そして1から7日間長くそうしている事を見出している。

感染しているほとんどのアヒルは病気であるようにえさ見えない、とWHOが言っている。アジアは世界の飼育アヒルの80%以上をかかえている。エキスパートはこう言っている:「家禽アヒルは病気の徴候を示さないで、多量の高病原性ウィルスを排出することができる」

「家禽アヒルは、ニワトリとアヒルが一緒にしばしば群がって水を共有しているアジアでH5N1鳥インフルエンザの拡大に主要な役割を果たしてきた。WHOはまた感染された諸国の人々がカモをペットとして飼わないように、また家に入れないように、そして人間の使用する水が家禽アヒルによって使われるいる戸外の池からひかれていないようにすることを勧めている」

一方、ウイルスがいったいどうしてそんなに速く広がるのかについての質問に答えて、クマール氏はこう述べている:「ウェストベンガルは自由にアヒルや野鳥と混じる多数の裏庭家禽を持っている。

H5N1ウィルスは低い温度でよく生き残ることができる。「Kolkata」の湿度レベルはこのウイルスが生きるのにまた適している」

彼はまたこう付言した:「またすべての感染された地区は隣接している。感染している家禽を食べている野鳥からのふんがウイルスを広げることができる。鉄道路線、道路、池に人によって捨てられた死んだ鳥もまた感染拡大の理由になりうる」

これまで154の敏速な対応チームが16万羽の鳥を処分して、79,000の卵、2,865キログラムの飼料を破棄処分してきている。組合農業と畜産大臣の「SharadPawar」は西ベンガルでの家禽の異常に早い死亡率の報告が遅れて危機を招いた事を指摘した。「TOI」は家禽の死亡は最初1月4日に気がついたと報告していた、しかし政府のセンターは1月11日になってやっと知らされた。

Author:事務局 : 2008年01月22日 17:41