« ■中国で出稼労働者がH5N1鳥インフルエンザウイルスに感染する | メイン | ■北部中国の干ばつで二百万以上の人々に飲料水が無い »

2008年02月26日

■南アで羊の「エイズ」(Ovine Johne's Disease)病が広がっている

南アフリカ共和国農業省は、ウエスタン・ケープの羊農民に、「オヴァイン・ジョンズ病」(Ovine Johne's Disease)、もっと広くには、それが起こす衰弱から「羊のエイズ(sheep Aids)」として知られている病気、が、何百という農場に感染拡大しているが、慌てないように懇請した。

この病気は10年前に、「カレドン(Caledon)」、「セレス(Ceres)」、「モッセル・ベイ(MosselBay)に在る47の農場で最初検出された、しかしゆっくりとだが何百という農場に、特にカレドン地域、そして南ケープで、多く広がった。一部の発症が、東ケープ(Eastern Cape)のクラドック(Cradock)でも報告された。

「状況はコントロール下にある」

「オヴァイン・ジョンズ病」(OJD)、即ち「paratuberculosis」ヨーネ病、パラ結核」は、しつこい下痢、体重減、衰弱、そしてやがては死によって特徴づけられている、世界的に見いだされる慢性の、伝染性の病気である。

この病気は、検出するのが難しいから、南アフリカでは問題になっていて、そして非常に感染が強い羊の群れでは、最高20パーセントも死なせてしまう。

1996年から19967年間に行なわれた1718農場の調査では、47農場が感染を示したが、そのテストは、効果的でなかったので、感染している農場の半分が検出を回避してしまった。

農業省の「Van・Jaarsveld」はこう述べている:感染した羊の公式の数はまだ出ていない。しかし、もしそれがさらに拡大して、屠殺(処分?)する事が決定されれば、羊肉のマーケットは苦しい立場になるだろう。

今は「スモール・ストック健康助言機関」(The Small Stock Health Advisory Body)がこう要求している:重度の感染をしている地域を「OJDコントロール地域」に宣告して、その限界内でだけ、生きている動物の移動を許し、屠殺以外は、この限界外への輸送を阻止する。

この機関は、また羊にワクチン注射をするように助言し、そして自分の羊群の「OJD」病ステータス(現況)に関する販売者宣告の必要性を発表した。

同氏はこう述べている:「獣医局サービスは、このインパクトを最小にし、また同時にこの疫病が無感染羊や地域に拡大するのを防止するため、ワークショップと会合を強化して巡回させる計画を発足させた。これにはこの状況に対処する政策を公式化する目的がある」

この動きは助言諮問機関を生み出した。それはその最終の政策提案を農業大臣と地方政府当局に提出して、受け入れと立法化の公表を目指している。また地方政府機関もまた「OJD」病に関して大学院の研究資金を提供するであろう。

Author:事務局 : 2008年02月26日 09:23