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2008年02月20日

■インドネシアは鳥インフルエンザで米国に深い疑惑を持っている

インドネシアの保健省大臣はこう述べている:合衆国と世界保健機構(the World Health Organisation)が鳥インフルエンザの拡大から利益を得る「グローバルな陰謀」の一部になっている、そして合衆国は生物兵器を生産するために発症サンプルを使うかもしれない。

シティ・ファディラ・スパリ博士(Dr Siti Fadilah Supari)のこの見解は、彼女の新しい本で概説されているが、鳥インフルエンザの拡大をコントロールする努力を損なうおそれがある。インドネシアは、世界の総死亡者数のほとんど2分の1になる104人の死者を出していて、このウイルスの新しい「ホットスポット」になっている。

インドネシアは、保健省大臣がウイルスサンプルを分かち合い、そしてすべての国にその結果として生れるワクチンへのアクセスを許すことに同意しているという主張にもかかわらず、まだ人間の犠牲者からのサンプルを分かち合う事を阻んでいる。

ニワトリからの200以上のサンプルをオーストラリアの研究所に送る申請もまた拒絶されてきた事を「ヘラルド」(Herald)紙による調査が明らかにしている。

スパリ博士は彼女の本でこう書いている:WHO研究所(複数)は、インフルエンザウイルスを西洋の会社(複数)に転送している、それは会社が発展途上国にワクチンを売って利益をあげることができるようにするためである:「世界健康マネジメントのシステムはこれまで非常に搾取的なものであった。それはこれまで非人間的な欲望によってコントロールされてきた、それは資本を作りだし、世界をコントロールする強欲さに基づいている」

一部のインドネシアのサンプルがすでに合衆国国防省研究所に送られていると、スパリ博士は述べて、さらにこう付言している:「我々の種ウイルスの一部が「超大国の生物兵器を開発している施設」として知られている実験所に存在していた」

個人的に当局官吏達はこう述べている:スパリ博士は自分が邪悪な、「新植民地主義の」世界健康システムに反対する神が推す反対運動に従事しているという信念をもっている。彼女は本のカバーに彼女自身を「鳥インフルエンザ背後の神の手」だと描いている。そしてこれらが彼女を現実との接触を失わせている。

インドネシア大統領、「Susilo Bambang Yudhoyono」、は、その本のイントロダクションを書いていて、その本を支持しているように思われる。

大統領であるユドヨノ博士は、このウイルスが、勃発率と感染地域の数が減少していて、インドネシアではコントロール下にあるというスパリ博士の主張をサポートしている。

WHOはコメントすることを断わった、そして合衆国当局の官吏からは対応がなかった。

Author:事務局 : 2008年02月20日 11:53