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2008年06月05日

■新しい鳥インフルエンザ計画はさらに薬剤備蓄を提案する

ワシントン(WASHINGTON)(ロイター)「新しいアメリカ政府パンデミックガイドラインズ」は、感染から人々を保護する為抗ウイルス薬タミフルのさらに何百万もの服用分を備蓄することを提案している、そして各家庭が防護マスクを貯える事を奨励している。

新ガイドラインは、初めて、薬剤の「タミフル」と「レレンザ」を感染防止に使うことを提案して、そして従業員を治療あるいは保護するため前もってこれらの薬剤を買うことを望むビジネスにもガイドラインを与えている。

新政府ガイドラインズはまた、いくつマスクをアメリカ国民がもつべきかを詳しく述べている-たとえば一部の通勤者には100個も用意するように述べている。

アメリカ政府は5千万コースの抗ウイルス薬を現在もっている、タミフルの場合は各コースは10錠になっている。米各州はさらに3千百万コースを買うことが、費用助成金を支給する連邦政府契約の下で、できる、これで総計は8千百万コースになる。

この新政府ガイドラインズの大部分を書いた「The Health and Human Services Department」(健康と人間サーヴィシズ省)のパンデミック立案者ベン・シュワルツ博士(Dr. Ben Schwartz)はこう述べている:この提案が国民のコメントを受けるため未定状態になっているので、この備蓄数を1億9500万コースに引き上げることになり得る。

新政府ガイドラインは薬を感染妨防止に使うことについての詳細を含んでいる。

「医療と緊急事態サービス労働者の予防では、これらの薬剤を購入して、備蓄することに対する責任は主要にはその医療組織...あるいはその労働者を保護する緊急事態組織にある」とシュワルツ博士が電話インタビューで言った。

連邦政府は、インディアン保健局(Indian Health Service)と復員軍人省(Veterans Affairs Department)

内の連邦医療従事者間でインフルエンザ感染防止するために、薬剤を買う、と彼が述べている。

-たてこもっているウイルス-

現在の最も大きなパンデミック脅威はH5N1鳥インフルエンザからきている。H5N1 鳥インフルエンザはアジアの多くでニワトリとアヒルにこもっていて、ヨーロッパ、中東、アフリカの各地で発生している。H5N1 鳥インフルエンザは、人々間での感染はまれであるけれども、2003年以来15カ国で感染させられた383人のうち241人を死なせている。

タミフルは、「ロッシュ(Roche)AG」社と「ギリード(Gilead)科学」社によって作られて、一般的には「oseltamivir」として知られている、また「GlaxoSmithKline」社と「Biota」社が作っているレレンザ(Relenza)は一般には、「zanamivir」として知られている。これらは、通常の季節のインフルエンザと鳥インフルエンザを治療することができ、そしてまた感染を妨げるかもしれない。

いくつかの会社がH5N1に対するワクチンを作っている、しかしそれが突然変異したパンデミック菌株に対して効くか、また十分な量できるかどうかは不明確である。さらにある他のインフルエンザ菌株がパンデミックを引き起こす事になるかもしれない。

「1918年のようなパンデミックの最初の波では、反ウィルス治療は、約144,000人の死、また約185万人の入院を防止できるだろう」と、この提案が述べている。この提案は、http://aspe.hhs.gov/panflu/antiviraluse.htmlで読める。

別の提案が、フェイス・マスクと人工呼吸器として知られている専門マスクの購入を示している。「適切な準備があれば、一人の医療者で家庭での短いケア訪問で一日何回も同じ病人に数回同じ人工呼吸器を使うことができる、だから家庭毎に20の人工呼吸器の備蓄が妥当であるだろう」とこの提案が以下のサイトで述べている:http://aspe.hhs.gov/panflu/facemasks.html

「社会共同体でのパンデミック勃発は6から12週間続くかもしれない。公共交通機関で通勤するのを避けることができない人々は、仕事からの往復使用のために100のフェイスマスクを購入することを選択するのがよいかもしれない。」

この政府サイト(http://aspe.hhs.gov/panflu/stockpiling.html.)で発表された3番目の提案は、労働者を保護する為薬剤を買う事を希望する雇用者にアドバイスをしている。ロッシュ社は、300以上の会社がパンデミック計画の一部としてタミフルを購買した、そしてさらに数百社が同社に接触を取ってきたと述べている。

Author:事務局 : 2008年06月05日 15:37