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2008年06月09日

■タイ農民の道路封鎖抗議が回避される

タイ政府は、国内米購入のためにスペースを作る為、米備蓄の110万トンを外国のバイヤーに売る事になるだろう、それは政府が国内農民の要求で次の収穫の一部を買うことによって、地元の米価を引き上げる要求に屈服する事になる。

輸出業者達はこう述べている:世界最大の米輸出国からの追加供給はタイ産米価格からさらに10パーセントを値下げする事になるだろう。タイ米は4月の記録からすでに約5分の1下がっているものである。

この報道は、強い圧迫を受けていた輸入業者達には安堵できるものである。輸入業者達はかってない高いコストで供給を確保しようと努力していた。この高コストは、急騰する食品価格インフレーションの要因になっていて、また一部の国では食糧暴動を引き起こしている。今度の放出米は、タイ政府の210万トンの備蓄の一部で、民間業者、物資交換、あるいは国対国で、販売されるだろう。これは地域の米購入の余地を作る為であると、貿易副大臣、「Banyin Tangpakorn」が述べた。

「価格は確かに下がるであろう。なぜならこの米110万トンの販売は、ベトナムの輸出禁止の7月に予想される中止と同時に起こるからです」と「タイ米輸出業者協会」(Thai Rice Exporters Association)会長「Chookiat Ophaswongse」が述べた。

多くのタイ農民は、追加作物を植えるのに重い借金をして、高くなる米価格で現金収入するあてだが、国内の価格が下がるのを見て圧迫を感じていた。

タイ農民協会(Thai Farmers Association)のアドバイザー「Surasee Sri?insud」は農民が威嚇していたバンコクへ向かう道路の封鎖抗議は撤回されたと述べた。

インフレーションがほとんど10年来の高い状況で、抗議者達と機動隊間の週末紛争の後でもあり、バンコク政府は首都で何千という農民が紛争を起こす事はどうしても避けたい事情があった。

Author:事務局 : 2008年06月09日 10:18