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2008年08月28日

■インドネシアで世界最多死者をだしている菌株に対するワクチンが開発される

「ノヴァヴァックス」(Novavax Inc.)社は、鳥インフルエンザの1つの菌株に対するその実験的なワクチンが人に強い免疫反応を作り出したと述べている。

(米国東部メリーランド州)ロックビル(Rockville)市にベースがあるこの会社はこう述べている:その新ワクチンは、生産に要する時間を半分に削減することができる技術を使っているが、160人の臨床実験に参加している患者が3つの服用レベルで、強い免疫抗体活動を示し、患者で最も高い服用をしたものが最良の反応を得た。

このワクチンは2005年にインドネシアで出現した鳥インフルエンザの菌株に目標を定めている、その菌株は少なくとも135人を感染させてきて、そしてそのほとんどが死亡した。

ノヴァヴァックスは、ゼネラル・エレクトリック(General Electric)社のディビジョンであるGE医療(GE Healthcare)と協力して、その技術を使って鳥インフルエンザワクチンを開発している。両社は、感染勃発地域で速く、そして安く展開できる使い捨てシステムを使ったワクチン製造プロセスを開発することを希望している。目指すワクチンは、ウイルスを識別して12週間以内に開発されうるものである。

ノヴァヴァックス(NASDAQ:NVAX)は、季節のインフルエンザのためのワクチンをまた開発するためその技術を前進させていて、今年遅くには人間への臨床実験を始めるだろうと述べている。

Author:事務局 : 2008年08月28日 10:07