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2008年10月14日

■フィリッピン農務省がEUと米国からの鳥、家禽類輸入を許可する

農務省長官アーサー・ヤップは、チェコ共和国、デンマーク、米国アーカンソー州からの家禽、野生鳥、鶏肉とその製品すべての輸入一時禁止を停止する個別指令を出した。しかし、米国アイダホ州からの同じ品目がフィリッピンに入るのを禁止した。この決定はこれらの地域での鳥インフルエンザウィルスの有無にかんする状況の公式報告に基づいたものである。

ヤップは、デンマークからの鶏肉、誕生数日雛、精液を含む、家禽、野鳥、その製品が国に入るのを禁止していた。今回の処置は、国際獣疫事務局(OIE)、動物健康組織、が、OIE動物健康綱領の必要条件によって、同国が鳥インフルエンザ無の通告状況を取り戻した事を確認した後で取られた。

デンマークの獣医および食料行政局が、欧州連合の基準に従って必要な措置を実行した後、デンマークでは今年4月以来鳥インフルエンザの勃発がその後報告されていない。

アーカンソー州は、ワシントン郡での鳥インフルエンザ除去の成功を報告している。そこではウィルスがこの6に最初検出されていた。

チェコ共和国では、感染敷地の清浄と消毒が実施されて以来90日間、高致死性鳥インフルエンザの証拠が出ない状態が続いている。

ヤップ農務省大臣は、畜産産業局によって行われた査定は、チェコ共和国、アーカンサス州、デンマークから鶏肉と鶏肉製品を輸入することからの汚染の危険は看過できる事を示している、と述べた。

しかし、同氏は、OIEに提出された報告書がアイダホ州で低病原性鳥インフルエンザの発生を示している事が分かった後、アイダホ州からの家禽、野生鳥の輸入に一時的禁止を命令した。

Author:事務局 : 2008年10月14日 11:22